
『ボダラン3』では、新たに追加された要素や、これまでのはシリーズ作から改善された要素がたくさんあります。
そのなかでも主要なものをまとめてみました。
2種類の難易度
今作では、難易度が「イージー」「ノーマル」の2種類から選択可能になった。
本番は2周目(TVHモード)からなので、1周目はイージーでサクッとクリアするのもいいかもしれません。
2種類の協力モード
協力プレイをする際に、「協力」と「対戦」の2種類のモードから選べるようになった(選択権があるのはチームリーダーのみ)。
それぞれレベルシンクと戦利品の扱いが異なります。
「協力」は、遊びやすくなった新仕様。
敵のレベルはそれぞれのプレイヤーに合わせて補正されるため、レベル差が大きいプレイヤーとも問題なく遊べる。
また、戦利品も争奪戦ではなくそれぞれのプレイヤーのものになるので、遠慮なく拾うことができる(ただし、他のプレイヤーが破棄したアイテムは1人のプレイヤーだけしか取れない)。
「対戦」は、従来と同じ仕様。
敵のレベルはチームリーダーのレベルに合わせて補正され、戦利品は早い者勝ちの争奪戦になる。
舞台は銀河に
『1』『2』では惑星パンドラ、『プリシークエル』では月&人工衛星と、割と狭い範囲(と言ってもエリア自体は多かった)での冒険だった。
今作ではパンドラの他にも、最先端技術で構築された都市が広がるプロメティア、オリエンタルな雰囲気のアテナスなど複数の惑星が舞台になっており、シリーズ史上最大規模の冒険が待ち受けている。
4人の新たなヴォルトハンター
プレイヤーは、シリーズ初登場となる4人のヴォルトハンターの中から好きなキャラを選んでゲームを開始する。
- 近接攻撃やエレメント攻撃に長けたアマーラ
- ペットを引き連れともに戦うFL4K(フラック)
- ドローン、バリア、デジクローンといったガジェットを駆使して戦うゼイン
- 巨大メックに乗り込むボダラン版タイタンフォールなモズ
アクションスキル・スキルツリーの刷新
これまでは、1キャラにつきアクションスキルは1つ、スキルツリーは3つ、という構成だった。
今作では、1キャラにつきアクションスキルは3つ以上(モズのみアクションスキル自体は1つで、アクションスキルに装備する武器が複数)、スキルツリーは3つという構成に変わった。
また、スキルツリーの序盤からキルスキルがあったり、アクションスキルの属性を変えることが出来たり、複数のオーグメンテーションが用意されていたりと、キャラの特色・プレイスタイルのバリエーションが増えた。
射撃モード切替機能
銃のメーカーや付いているパーツにもよるが、銃に射撃モードを切り替える機能が付いた。
ミニロケットを撃てるピストル、2属性を切り替えられる銃、ショットガンの付いたスナイパーライフルなどなど。
これにより、銃のバリエーションは更に膨大になった。
属性の一部変更
今作では、『2』の高難度ではほぼ必須だったスラグが無くなり、『プリシークエル』からクリオが続投。
さらに新属性として、レディエーションが追加された。
レディエーション属性で攻撃して敵を照射状態にすると、一定時間スリップダメージが発生。
その状態のときに死ぬと爆発して、周囲の敵を照射状態にするというもの。
ビークルのカスタマイズが進化
これまでのビークルは、車種・武器・スキンの選択だけだった。
今作では、車種のボディ・武器・ホイールが複数用意されていたり、スキンのカラーを自由に変えられたりと、カスタマイズの幅が広がった。
パーツを手に入れるには、敵が乗っているビークルを奪うか、エリアに配置されている特殊車両に乗り、キャッチアライドステーションでスキャンする必要がある。
探索を更に楽しくするクルーチャレンジ
各エリアには、クラップトラップやハマーロックなどのNPCにちなんだ、クルーチャレンジと呼ばれるちょっとしたクエストが用意されている。
クリアすると、エリジウムなどの報酬をゲットできる。
- 人類初のヴォルトハンター、タイフォン・デ・レオンのログを3つ発見し、特殊なルートボックスをアンロックする
- クラップトラップのパーツを集める
- 特殊な敵を暗殺する
- チルドレン・オブ・ヴォルトの放送を止める
- 特殊な車両をキャッチアライドステーションでスキャンする
- 強力なモンスターを狩る
お金・エリジウムの使いみちが変わった
お金は従来どおり弾薬や装備の購入に使いますが、それらに加えてSDUの購入もできるようになった。
『2』ではお金の使いみちがほぼ無い状態だったが、今作ではSDUの購入に超多額の資金が必要になる。
これまではSDUの購入に使っていたエリジウムはどうなったかというと、今作ではキャラクターのカスタマイズパーツを購入するのに使う。
また、エリジウム専用自販機では、聖別者と呼ばれる特殊かつ強力な装備を購入できるようにもなった。
エリジウムは、クルーチャレンジをクリアしたり、エリアに散らばっているクリスタルを砕いたり、強敵を倒して入手することができる。
「試練の場」の追加
「試練の場」と呼ばれる、戦利品の取得に特化したモードが追加された(『ディアブロ3』におけるリフトのような感じ)。
敵を倒して先に進んでいき、待ち構えるボスを倒すというサクッと遊べる単純明快なモードで、マッチメイキングにも対応している。
表現規制なし!
前作では血が出るだけで部位欠損は基本無かったが、今作ではゴア描写が大幅に強化されている。
ショットガンで手足を吹き飛ばしたり、格闘攻撃でミンチにしたり、ヘッドショットで頭を粉々にしたり。
これによって爽快感が増大。
表現規制なし/ありはオプションで選択可能。
銃撃戦の楽しさがアップ!
シューターとしてのクオリティももちろん上がっている。
- 銃声のクオリティが超絶アップ
- 敵に攻撃があたった際にヒットマークが表示されるようになった
- 各種銃器の使い心地の差異が明確になった
- 凝ったリロードのアニメーション
これらの改善とゴア描写の強化が相まって、銃撃戦の楽しさはシリーズ最高にまで高まった。
ガーディアンランク
バッドアスランクに代わる新要素で、メインストーリークリア後に解放される。
バッドアスランクに代わると言っても、ランダムに出てくる要素から選択していくかたちだったバッドアスランクとは少々仕様が異なる。
武器攻撃を強化する「エンフォーサー」、生存力を強化する「サバイバー」、武器の扱いを強化する「ハンター」の3つのカテゴリがあり、自分のプレイスタイルに合わせて取捨選択ができるようになった。
また、それぞれのカテゴリでポイントを一定数使うと、スキン等がゲットできる。
ガーディアンランクは、レベルと同様に経験値を稼ぐことで上がっていく。
そのため、レベルがカンストしたあとも経験値が無駄にならなくなった。
メイヘムモード
ストーリークリア後に解放される新要素。
敵の強さを上げる代わりに、レア戦利品のドロップ率を上げることができるというもの。
任意でオン・オフの切り替えができる。
メイヘムモードには3段階あり、3つめではなんとレア戦利品のドロップ率が500%も上昇する。
その代わり敵の強さもかなりアップする。
その他の主な新要素・改善点
- ダッシュからしゃがむことで、スライディングができるようになった
- ある程度の高さのオブジェクトなら、ジャンプしてよじ登る事ができるようになった
- ある程度の高さから飛び降りてしゃがみボタンを押すことで、スラム攻撃が発動するようになった(プリシークエルにあったスラムと似ている)
- 装備には総合的な強さを表すアイテムスコアという数値が設定されており、拾うかどうか判断がしやすくなった
- 弾薬・グレ自販機にてワンボタンで弾薬一括補充ができるようになった
- 弾薬、お金などのアイテムは自動で回収されるようになった
- ドラム缶は格闘orスライディングにより前方に飛ばして攻撃できるようになった
- 一部の遮蔽物は破壊できるようになった
- 環境を利用した攻撃法が追加された(オイル溜まりがあるところにファイアー攻撃で炎上拡大など)
- ボスファームがやりやすくなった
- 特定メーカーの武器を使い続けると、ロイヤリティ報酬がもらえるようになった
- 戦闘に参加しているNPCが、プレイヤーダウン時に蘇生してくれるようになった
- 方向キー左右で、アクティブなクエストを簡単に切り替えられるようになった
- マップが3D表示になり、見やすくなった
- マップは最初から全てのエリアが見れるようになっており、自分が探索した部分のみ明るく表示されるようになった
- マップ画面からファストトラベルできるようになった(行き先はファストトラベルステーションかビークル)
- 敵が乗っている乗り物をハイジャックして奪うことができるようになった
- キャラクターのスキンは色を変更できるようになった
- エモート機能が追加された
- 武器にスキンが追加された
- ECHO端末にもスキンが追加された
- 武器にアクセサリを付けられるようになった
- サンクチュアリ内に装飾を飾れる自室が用意された
- 取り逃したレア度の高い装備品は、サンクチュアリの落とし物ボックスに届けられるようになった
- キャラ間でアイテムを共有できる金庫に保存できるアイテム数が増えた(SDUでアップグレードできる)
- レベルアップのテンポが上がった
- 他プレイヤーに敵や宝箱などの場所を知らせるピング機能が追加された
- レジェンドアイテムがドロップしたとき、マップに星マークが表示されるようになった
- マッチング中もゲームをプレイできるようになった
- メール機能を使って、フレンドに装備をあげられるようになった
- TVHM(2周目)で、進行状況をリセットできるようになった
- 1vs1vs1vs1の決闘が可能になった
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