
視聴者が主人公の行動を選択することが出来る、インタラクティブなNetflix映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』。
本作品には、ドラマ『ブラック・ミラー』にちなんだ小ネタが散りばめられています。
ここでは、そんな小ネタ(イースターエッグ)をご紹介していきます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
朝食をどちらにするか
一番最初の選択肢。
朝食をシュガーパフかフロスティにするか選択しますが、この時選んだもののCMが、JFDのドキュメンタリービデオを見る直前に流れるようになっています。
カセットをどちらにするか
バスの中で、どちらのカセットを聴くか選択しますが、どちらを選んだかによって、コリンから「何を聴く?」と聞かれたときの答えが変化します。
エピソードのタイトル
劇中では、ドラマ『ブラック・ミラー』のいくつかのエピソードのタイトルが使われています。
またスペルが微妙に違っています。
メタルヘッド
コリンが開発し大ヒットしたゲームのタイトルであり、シーズン4第5話のタイトル。
パッケージの絵は、そのエピソードに登場した犬型ロボ。
ノーズダイブ
コリンが開発しているゲームのタイトルであり、シーズン3第1話のタイトル(邦題ではランク社会)。
サンジュニペロ
ステファンが通っている病院の名前であり、シーズン3第4話のタイトルおよびそこで登場する”街”の名前。
医師の名前
ステファンのカウンセリングをしている医師は、ヘインズという名字。
シーズン4第6話に登場する、ブラック・ミュージアムのオーナーもヘインズという名字でした。
タッカーソフトのHP
ネットには、劇中で登場するゲーム会社「タッカーソフト」のHPが存在します。
https://tuckersoft.net/ealing20541/
このHPにも、『ブラック・ミラー』に関する小ネタが散りばめられています。
※サイトに表示される内容は本作の進行状況、もしくはデバイスによって変化する模様?
まずはURLに含まれる数字列。
20541とは、劇中で出てくるヘインズ医師の電話番号です。
「History」のページから、タッカーソフトがこれまでリリースしてきた(という体の)ゲームソフトが確認できます。
劇中に登場する「バンダースナッチ」「メタルヘッド」の他にもいくつか気になるものがありますね。
「Valdack’s Revenge」はシーズン4第1話「USSカリスター」に登場したヴァルダックと戦うゲームっぽいです。
「White Bear」はシーズン2第2話と同じタイトルです(放題だとシロクマ)。ちなみに劇中で色んな所で見られる分岐マーク?はシーズン2第2話でも見られ、また「White Bear」のページ下部にも表示されています。
「Nohzdyve」のページから、tapファイルをダウンロード出来ます。
これをSpeccyなどのエミュレータを使って読み込むと、劇中でコリンが開発していたノーズダイブを実際にプレイすることが出来ます(PCでもスマホでもプレイ可ですが、スマホだとちょっと操作がムズいです)。
「Metlhedd」のページ下部に表示されているバナーをクリックすると、シーズン3第1話で登場するソーシャルアプリ的なものが表示されます。
「Terror on Rannoch B」のページ下部に表示されているバナーをクリックすると、シーズン4第4話で登場するマッチングアプリ「Coach」が表示されます。
ちなみにタッカーソフトのHPは、隠されたポストクレジットシーン(4つのエンディングを観た後、最後に母と電車に乗り死亡するエンドを観ることで発生)でステファンが聞いている謎の音をZXスペクトラムエミュレータにかけ、それで生成されたQRコードから辿れるという、素人には何が何やら…な仕組みになっていたようです。発見した人はすごい。
ZXスペクトラムとは、ステファンたちがゲームの開発に使っていたコンピュータだそうです。
コメント