『The Crew 2(クルー2)』 陸・海・空でアメリカを制覇するオープンワールドレーシングゲーム

広大なアメリカを舞台とするオープンワールドレーシングゲーム、『The Crew 2(クルー2)』の感想です。

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今作も前作同様、広大なアメリカを舞台にしたオープンワールド。

とんでもない広さで、ロケーションごとに特色があり有名なランドマークもあるので、ふらっとあてどなく走ったりしているだけでもなかなか楽しいです。

写真を撮れるフォトモードも用意されていて、観光地やそこら辺にいる動物なんかの写真を撮る、というアクティビティもあります。これが意外と楽しい。

ここに載せている画像は全てゲーム内のフォトモードでとったものです。

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マップの広さに反して、ファストトラベルの際のロード時間はかなり短め。

イベント、スキルの開始地点、各HQ、家にものの数秒で移動することが出来ます。

また、レース開始時のロードを、プレイヤーがスターティンググリッドに行くという演出に使っていてイイと思いました。

前作とは違い、開放した地点ならどこにでもファストトラベルできる機能がなくなったのは残念。

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操作性は前作より改善されており、かなり扱いやすい様になっていると思います。

ストリート、ドリフト、モトクロスなどなど、マシンのカテゴリごとに操作性が異なるので、それぞれ違った感覚で楽しめます。

飛行機の場合、遠方カメラ(通常の後方カメラの次の、少し引いたカメラ)だと操作性が大きく変わってしまうので注意が必要です。

βテストの感想でも書きましたが、最初にオプションからスロットル&ブレーキ限界値を最小にすることをおすすめします。

あくまでアーケード系の操作性なので、シミュ系のようなリアルさを求めている人にはおすすめできません。

オープンワールドでそこそこちゃんとした操作性のゲームがやりたい人には、『Forza Horizon』シリーズの方をおすすめします。

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車以外のオブジェクトに貼られているテクスチャは、かなりクオリティが低め。

反面、ライティングはかなりきれいで、特に朝焼けや夕焼け、夜のラスベガスなど美しい情景を目にすることができます。

時刻や天候がリアルタイムで変化していき、時には雪が降ったりもします(ただ、北部から南下してもずっと同じ調子で雪が降っているので違和感はあります)。

金・パーツ・フォロワーを得るために同じイベントを繰り返し遊ぶようなデザインですが、昼と夜、天候の違いでコースの印象が全然違ったりするので、繰り返し遊ぶのもあまり苦にならないようになっていると思いました。

欲を言えば、イベント開始時に時刻・天候を自分で変えられたらもっと良かったと思います。

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今作には、全部で15カテゴリのイベントが用意されています。

これだけのモータースポーツをまとめて楽しめるゲームはそうそうないので、僕は割と満足しています。

ただ、イベントの全体量がちょっと少ないかなと感じました。

また、最初から解放されているカテゴリに比べて、後々解放されるカテゴリはイベントの数が少ないのも残念なポイント。

飛行機のイベントは2つあるけど、どちらも対戦相手のAIが登場しないので非常に寂しいイベントになっています。

あと、イベントにおける報酬の設定が変。

2分程度で終わるストリートレースと、ライブエクストリームや終盤でアンロックされるボス戦といった特別なイベントで得られるフォロワー&お金に余り差がなく、ガッカリさせられました。

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ストリートレース

その名の通りストリートを駆け巡るレースイベント。

ジャンプ台や複数ルートが用意されていたりするので楽しい。

ドリフト

お気に入りのイベントその1。

指定されたコース内でドリフトを決めてポイントを稼いでいくイベント。

最初はなかなかポイントを稼げなかったんですが、マシンのプロ設定から、グリップをデフォルトから若干低めに設定したらそこそこ稼げるようになりました。

速度を上げすぎないのがポイント。

壁だけでなく、小さいオブジェクトに当たってもコンボがとぎれるのがちょっとウザい。

ドラッグレース

がっかりイベントその1。

タイミング良くスタートして、タイミング良くシフトチェンジするだけのイベント。

ワイルドランでも思ったのですがこのイベントの面白みが全くわかりません。

せめて『NFSペイバック』のように、敵と併走して3本勝負とかだったらまだマシだった。

ハイパーカー

その名の通り、ハイパーカー限定のレースイベント。

どれも10分以上の長さがあるので、ちょっとダルい。

ラリーレイド

オープンすぎるコースかつ、チェックポイント間のルートがミニマップ上に表示されない不親切極まりないイベント。

一応矢印看板は所々に立っているものの、どこを進めばいいのかよくわからない手探り状態で進むことになる。

決まったルートがないので毎回違うルートで挑戦できるし、道なき道を行く感じは正直嫌いじゃない。

ただ、死角にわざと岩や木が設置されている気がしてムカつく。

個人的に、車ではなくバイクの方がやりやすい気がしないでもない。

ラリークロス

ダートとアスファルトが混じったサーキットで行われるレースイベント。

ストリートレース等とはグリップ感がかなり異なり、これはこれで面白い(『Dirt』シリーズを超マイルドにした感じの操作性)。

モトクロス

専用のダートサーキットを、バイクで駆け回るレースイベント。

今作で一番難しく感じたイベント。

ジャンプを大きくするべきか、それとも抑えるべきか、コースの見極めが肝心。

実はジャンプせずにコースの端っこを通った方が速かったりする。

エアロバティック

がっかりイベントその2。

飛行機で指定されたトリックを行いポイントを稼いでいくイベント。

指定されたトリックを淡々とこなしていくだけなので、面白みがよくわからない。

ジェットスプリント

お気に入りイベントその2。

小回りの利くボートで行うレースイベント。

疾走感が気持ちいい。

短い距離なら陸地も進めるので、わりと強引なライン取りが可能。

ブレーキではなく、船首の上げ下げでスピードを調整するといい感じ。

モンスタートラック

がっかりイベントその3。

モンスタートラックに乗って、会場に散らばっているコインを拾ってポイントを稼ぐイベント。

各イベントで用意されているコースに違いがあまりなく、ワイルドランでも思ったけど面白味が全く分からない。

前作のスタントレースみたいに、指定されたルート上でどれだけトリックを決められるか、というイベントにした方がいい気がする。

パワーボート

船を使ったレースイベント。

ジェットスプリントほど疾走感がなく、テクニックも必要とされないため、面白味に欠ける。

ツーリングカー

サーキットでのレースイベント。

アルファGP

F1カー?を使ったサーキットでのレースイベント。

エアレース

レースといいつつ、やってることはスキルのエアロバティックのタイムトライアル版なイベント。

正直スキルのエアロバティックの方が面白い。

使うマシンによって難易度が大きく変わるので、難しいと感じたらハンドリングがEasy寄りのマシンを選ぶといい。

おすすめはHarmon RocketのHRⅢ↓

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ライブエクストリーム

3種類のマシンを乗り換えながら進行するトライアスロン的なイベント。

なかなか面白いけど、全部で5個しかないし、なぜか飛行機を使うイベントが一個もない。

陸海空のマシンを乗り換えられる、というのが今作のウリのひとつなので、このイベントはもっと数を増やして、コースのバリエーションも増やしてほしい。

ラリークロスやツーリングカーなどで使用されるサーキットがオープンワールド上に実際にある、というのがこのゲームのすごいところ。

フレンドとクルーを組んでサーキット巡りをしたり、そこで実際にレースをしたりできて楽しいです。

今後の大型アップデートでイベントのカテゴリは増えていくようで、9月のアップデートではホバークラフトカテゴリが、その後ヘリコプターなども追加されていくと思います。

ホバークラフト、ヘリコプターのマシン自体は現時点でも手に入ります。↓

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AIは総じてクソ。

どんなに引き離していても、レースの進行度に合わせて急に速くなって追い抜いてきたり、かと思えば失速してあっという間にミニマップから姿を消したりする。

短めのレースイベントではあまりわからないけど、ハイパーカーなどの長距離イベントではかなり顕著。

それじゃ絶対曲がれないだろ・・・みたいな速度でコーナーをかっ飛ばしていく姿を見せつけられるので、かなり萎えます。

そのせいで負ける、といったことはなかったものの、レースにおける駆け引きや緊張感が台無しになっているので、どうにかしてほしいところ。

AIや難易度調整に関しては『FH』シリーズの方が一枚どころか五枚ぐらい上手な印象です。

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前作同様、イベントをクリアするとパーツがもらえ、それを使ってマシンを速くしていく成長要素(通称caRPG)があります。

基本的にイベントクリアでしかパーツをもらえないため、難易度ハードに挑戦しようと思うとノーマルを何回もやってパーツを集めないといけないのがちょっと面倒。

一応、アイコンレベルを10あげるごとにパーツを1個もらえるし、スキルクリア時にまれにパーツが出現することはありますが。

また、イベントが終わるたびにメニューを開いてパーツをはめかえて、というのは手間なので、ぶっちゃけ自動でレベルアップしてくれても全然良かった。

余剰パーツをスクラップにしても全く意味がないのもなんだかなあ、という感じ。

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マップにはこれまた前作同様スキルが点在しています。

『FH3』や『NFSペイバック』と比べてマシンの乗り換えを簡単に行えるので、その都度スキルに適したマシンで挑戦できます。

スキルは、スピードトラップ、エスケープ、スラローム、エアロバティック、ブイスマッシング、ロウアティチュードの6種類。

ヒルクライムやジャンプ、プレシジョンなど前作にあったスキルのいくつかはなくなりました。

プレシジョン、スクランブルは結構好きだったので、前作のスキルもそのまま残してほしかったです。

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今作ではプログレッションシステムとして、フォロワーを増やしてプレイヤーのレベルを上げていく、というものが用意されています。

フォロワーを増やすことでまず新たなカテゴリがアンロックされていき、スターランクになると全てのカテゴリをアンロックできます。

その後は、アイコンというレベルになり、アイコン1、2、3…という風にアイコンレベルが上がる毎に、アイコンポイントが1もらえます。

このポイントは、イベントで貰えるお金を増やしたり、フォロワー増加率を増やしたり、ドリフトイベントでポイントが稼ぎやすくなったりと、ゲームの進行に役立つパッシブスキルに割り振りできます。

アイコンレベルの上限はとてつもなく高く設定されているので、カンストは無理そう。

アイコンランクを10あげるごとにパーツが1個、100あげるごとにマシンが1台手に入ります。

車やアバターのカスタマイズを行える家も用意されています。

家では、ボンネットやリアウィングなど車の外観パーツを変えたり(外観パーツはイベントで入手可能)、色を変えたりステッカーを貼ったり、アバターに着せる服を変えたりできます。

マップから家に移動する際、いちいちマップでカーソルを移動させないといけないので、ワンボタンで飛べるようにしてほしかったところ。

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オンライン専用のタイトルですが、同時接続人数はマップの広さにしてはかなり少なく、前作にあったイベントのマッチメイキングもなく(クルーに参加していれば一緒にイベントを楽しめます)、PvPイベントもないので(今後のアップデートで実装予定)、現状ではオンライン接続の必要性が皆無。

これなら、オフライン、オンライの切り替えができるゲームでも良かったのではと思わざるを得ません。

ここは今後のアップデートに期待したいところです。

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その他で気になったことは、オブジェクトが破壊可能なのか不可能なのかパッと見判別できないということ。

突っ切れると思ったら盛大に激突してしまったり、逆にぶつかる!と思ったらそのまま何事もなく通れたり、もっとわかりやすくしてほしかったです。

あとこれは僕だけかもしれませんが、地上車のお気に入りが上手くいかないバグが発生していて、他の車をお気に入りに登録しても、最初に手に入れたマスタングに乗り換えさせられてイライラします。

料理に例えるなら、『NFS』はジャンクフード、『FH』はフルコース、そして『The Crew 2』はビュッフェといったところでしょうか。

ひたすらイベントやスキルをこなすもよし、仲間とロードトリップをするもよし、1人で名所巡りをするもよし、と遊び方は自由。

いろんな楽しみ方ができる一方で、ここはどうにかならないのかな、という欠点も目立ちますね。

個人的には、他のゲームの合間にちょっとずつのんびり遊ぶのに適したタイトルだと思いましたが、すぐに飽きてしまう人がいるというのも分かります。

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