『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』感想(ネタバレなし) 石ころと指パッチンを巡る壮絶な戦い

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原題:Avengers: Infinity War
監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー.Jr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、ほか
上映時間:2時間30分
公開年:2018年

今年でMCUはなんと10周年。
最初の『インクレディブル・ハルク』からもう10年も経ったのか、と感慨深いです(日本ではなぜか『アイアンマン』の方が後だった)。時の流れ早すぎ。

10年前は「アベンジャーズの実写映画化が実現して、Marvelで一番好きなヒーローはキャプテン・アメリカになる」なんて思いもよらなかった。
リアルタイムで全作品を追ってこられて、さらに今作でめちゃくちゃ心を揺さぶられる映画体験をできたので、この時代に生きててよかったです。

息をつく暇もないほどの怒濤の展開で、観ている間と観終わってしばらくは鳥肌がおさまりませんでした。
2時間半というMCUの中では最長の上映時間ですが、内容が濃すぎて体感だと一時間ぐらい。
なんならぶっ続けで『アントマン&ワスプ』『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズPart4』も上映してくれ!という感じでした。

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観ておくべき作品

MCUでは19作目となる今作。
ここまでくると流石に、まったくMCU作品を観たことがないという人にはオススメできません。
そこで、今作を楽しむために最低限観ておくべきだと思った作品をチョイスしてみました。

アベンジャーズ

記念すべきアベンジャーズ1作目。
ポストクレジットシーンで今作のヴィラン、サノスがちらっと姿を見せます。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ガモーラ、ドラックス、ネビュラといったサノスとの因縁が深いキャラが登場。
サノス自身も登場。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

超能力を使うワンダ、インフィニティ・ストーンの1つであるマインドストーンを額にはめたヴィジョンが登場。
ポストクレジットでまたまたサノスが登場。

キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー

ブラックパンサーとスパイダーマンの初お披露目。
アベンジャーズが分裂してしまう出来事が描かれます。

ドクター・ストレンジ

インフィニティ・ストーンの1つ、タイムストーンの守護者であるドクター・ストレンジが初お披露目。

マイティ・ソー/バトルロイヤル

今作に直接つながる作品。
エイジ・オブ・ウルトロン後のソー、ハルクに何が起こったのか、ということを知るには必見。

ブラックパンサー

本作で重要な役割を果たす、科学超大国ワカンダ(『シビル・ウォー』で登場したブラックパンサー/ティ・チャラの国)が登場。

時間があれば、『キャプテン・アメリカ/ファーストアベンジャー』や『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』も観ておくといいと思います。以外なキャラが登場したりするかも・・・?

感想(ネタバレ無し)

キャラクターの扱いがうますぎる

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『アベンジャーズ』では6人、『エイジ・オブ・ウルトロン』では9人、『シビル・ウォー』では12人、と登場するヒーローがどんどん増えてきて、そろそろキャパオーバーか?なんて思っていたMCUですが、今作ではなんと20人以上ものヒーローが登場。
これだけ大勢のヒーローが登場していても、それぞれに(偏りはあれど)きちんとした見せ場が用意されていて、キャラクター同士の掛け合いやコンビネーション技など、観ていて楽しい。感激。
異なる世界観・ノリのキャラが見事に互いの良さを引き出し合っています。

逆に、サノス配下のブラック・オーダーの面々の魅力が薄く、エボニー・マウ以外はこれといった特徴的な戦い方をしないキャラだったのは残念。
また、キャップやバッキー、ブラックパンサーといった肉弾戦を得意とするキャラはあまり活躍の場がなかったのも残念でした。

サノスがかっこよすぎる

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本作のヴィランであり真の主人公といってもいいサノスの魅力がすごいです。
ロキ、キルモンガーを超える最高のヴィラン。

初期とは演じている俳優とデザインが変わっているのもありますが、まず見た目が超かっこいい。
ロナンを小僧呼ばわりしていたのも納得のラスボス感。

インフィニティ・ストーンの力なしの素の状態でも圧倒的なパワーを持っていますが、ハルクのような力任せに暴れるようなタイプではなく、スピードとテクニックを兼ね備えているキャップのようなタイプで、序盤からこいつヤバイ強いという絶望感がひしひしと伝わってきました。

ある目的を達成するため6つのインフィニティ・ストーンを集めているわけですが、共感も納得もできないけれど理解は出来る考えに基づいて行動しているため、単に「世界を滅ぼす」とか言っちゃってる薄っぺらいヴィランよりも5億倍ぐらい説得力があり、めちゃくちゃかっこいいです。

さらに中盤のある展開やラストショットなど、敵なのに思わずグッときてしまうような場面もありました。

ストーリーの展開がうますぎる

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あっちこっちで話が同時進行し、さらに見せ場のシーンが多いこともあって、2時間半もあるのに中だるみが一切なし。

大きく分けてキャップチーム、トニーチーム、ソーチーム、スターロードチームの4チーム+サノス、という5つの軸で話が展開していくのですが、それぞれ目的がわかりやすく設定されており、細切れで少しずつ進行していくわけではなくある程度の尺でがっつり描かれていくため、混乱せず見やすい作りになっています。

あるキャラクターの成長だったり、またあるキャラクターの葛藤だったりも描かれ、単にド派手なアクションの連発になっていないところがいいです。

おわり

今作の後に控えている『アントマン&ワスプ』、『キャプテン・マーベル』、題名がまだ発表されていない『アベンジャーズPart4』『アベンジャーズ:エンドゲーム』でどういう流れになっていくのか気になりすぎて、一年間このモヤモヤを引きずって生きていくのか、と思うとちょっとしんどいです。

新手の拷問かな?

観客の予想を裏切り期待を上回った大傑作でもあり、アメコミ映画でこんなことするか!という感じの作品。
初めて『帝国の逆襲』を観た時以上の衝撃でした。

MCU映画
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