【2018年】超個人的映画ランキングTOP7

2018年に日本で公開されたもののなかで実際に鑑賞した映画を、独断と偏見にまみれたランキング形式でまとめてみました。
めちゃくちゃ気に入ったものだけをピックアップした結果、こんな中途半端な数になりました。

選考対象となったのは、以下の作品。
観たかったけど観れていない映画がかなりあるので、あとあとランキングが変わる可能性が大。

  • 悪女
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  • アントマン&ワスプ
  • イコライザー2
  • 犬ヶ島
  • ウインド・リバー
  • ヴェノム
  • キングスマン:ゴールデン・サークル
  • グレイテスト・ショーマン
  • クワイエット・プレイス
  • サーチ
  • シェイプオブウォーター
  • ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
  • スリー・ビルボード
  • デッドプール2
  • デトロイト
  • トゥームレイダー ファースト・ミッション
  • トレイン・ミッション
  • パシフィック・リム:アップライジング
  • ハン・ソロ
  • ブラックパンサー
  • ヘレディタリー/継承
  • ペンタゴン・ペーパーズ
  • ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
  • ミッション:インポッシブル/フォールアウト
  • モリーズ・ゲーム
  • リメンバー・ミー
  • レディ・プレイヤー1
  • ワンダー 君は太陽

それでは7位から発表です!

第7位:ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

Josh Brolin, Benicio Del Toro, and Isabela Moner in Sicario: Day of the Soldado (2018)

監督:ステファノ・ソッリマ
脚本:テイラー・シェリダン
出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、ほか

カンザスシティにて、ISISによる自爆テロが起き15人もの命が失われた。
テロ犯はメキシコから密輸入してきたと判断した国防総省は、CIAのマット(ジョシュ・ブローリン)に、メキシコ麻薬カルテル殲滅の命を下す。
マットは、コロンビアの殺し屋アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)ととも、カルテル同士の内戦を勃発させるべく作戦を仕掛けていくのだが…という感じの話であります

全編に渡るただならぬ緊張感と不穏感、どこに行き着くのか分からない話運び、容赦のないバイオレンス、しょせん組織の犬でしかない者の悲哀、血で汚れきった殺し屋にかすかに残った人情、かっこよすぎる終わり方、と大好物の作品でした。
凄惨で非情な暴力を、バンッと叩きつけてくる感じが物凄く良かったです。
ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンは言わずもがなですが、カルテルのボスの娘役イザベラ・モナーちゃんも素晴らしい存在感でした。

第6位:デトロイト

Anthony Mackie, Will Poulter, John Boyega, and Algee Smith in Detroit (2017)

監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
出演:ジョン・ボイエガ、アルジー・スミス、ウィル・ポールター、ほか

酒場の摘発に端を発したデトロイトでの暴動。モーテルにいた青年カール(ジェイソン・ミッチェル)は、警官隊をびびらせてやろうと思い、おもちゃの銃を発泡する。しかしこのちょっとしたおふざけがきっかけとなり、駆けつけた警察による地獄の尋問が始まってしまう…という感じの話であります

40分ほどある尋問シーンは、自分が地獄のモーテルに放り込まれたような、そんな錯覚すら覚えるほど真に迫ったものでして、かなり精神的に来るというか。めちゃくちゃ素晴らしい映画だけど、2回は観たくないな…という気分になりました。
事件が終わった後も、ディスミュークス(ジョン・ボイエガ)に対するとんでもない仕打ちを見せつけられ、こんなことが現実にあったのか…という無力感に打ちのめされました。
どこか遠くの国の昔あった出来事ではなく、僕らが生きている現代と地続きの現実であり、どちらの立場にも、そして傍観者にもなり得るという恐ろしさを考えさせられました。

第5位:ウインド・リバー

Elizabeth Olsen and Jeremy Renner in Wind River (2017)

監督・脚本:テイラー・シェリダン
出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ケルシー・チャウ、ほか

合衆国政府から見放されたネイティブ・アメリカン保留地、ウィンド・リバー。
野生生物局職員のコリー(ジェレミー・レナー)は、ピューマの痕跡を追っている途中で少女の遺体を発見する。
FBIから派遣されてきた新米捜査官ジェーンとともに、事件を追っていく…という感じの話であります。

『ボーダーライン』でもおなじみ、今最も注目されているであろう男テイラー・シェリダンお得意の現代版西部劇(『ボーダーライン』『最後の追跡』と今作でフロンティア三部作という構想らしい)。
暴力の発動タイミングが、こっちが思っているよりもちょっと手前なので驚く場面がありました。
回想シーンのつなぎ方も秀逸ですし、そこでの嫌~な感じ、やるせない感じがすごかったです。被害者女性を単なる事件の背景ではなく、生きていた、現実に存在した人物、胸が締め付けられました。
とにかくジェレミー・レナー演じるコリーの強靭な精神がかっこよすぎる。少女の父マーティンとのやり取りがグッと来ました。

第4位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト

Tom Cruise, Angela Bassett, Henry Cavill, Rebecca Ferguson, and Simon Pegg in Mission: Impossible - Fallout (2018)

監督・脚本:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、レベッカ・ファーガソン、ほか

前作で倒したシンジケートの残党勢力アポストルが、核テロを企てていることが明らかになる。それを阻止するためイーサン(トム・クルーズ)率いるチームが任務に就くことに。CIAのお目付け役ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)とともに、敵の親玉であるプルトニウム奪還作戦を遂行していくのだが…という感じの話であります。

前作から監督が続投しているし話がつながっているという、M:Iシリーズ異例の作品にして最高傑作。
冷静になって考えてみると、ストーリー上大して意味のないアクションシーンが満載。なんですが、もはや狂気の域に達しているトム・クルーズの全身全霊ど迫力スタントを観てるだけでめちゃくちゃ楽しい一作でした。
アクション以外でも、敵を巧妙な罠に嵌めるという最高のシーンが2回もあって、それも良かったです(特に序盤のやつ)。
あと、イーサンをただの危険なアクション野郎ではなく、高潔な精神を持ったヒーローとして描いていたのも良かったですよ。
クリストファー・マッカリー×トム・クルーズのコンビはやっぱり最高。

第3位:スリー・ビルボード

Woody Harrelson, Frances McDormand, and Sam Rockwell in Three Billboards Outside Ebbing, Missouri (2017)

監督・脚本:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、ほか

娘をレイプされ殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人が依然として捕まらないことに対して怒りをつのらせていた。
ある日彼女はエビングの警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)を批判する内容で、3枚の広告看板を出す。
慕われていた警察署長を批判したことで、ミルドレッドは住民から非難されるようになるが…という感じの話であります。

登場人物を、記号的・一面的な人ではなく、良い面もあれば悪い面もある実在感のある人間として描くマーティン・マクドナーの脚本力がスンバラシイ!の一言。
サム・ロックウェルが広告店に殴り込むシーンと、ラストの「みちみち考えればいい」という渋い終わり方が大好きです。
渦巻く怒りや悲しみの中にも、優しさや可笑しさがある、重層的で味わい深い作品でした。

第2位:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

Don Cheadle, Robert Downey Jr., Josh Brolin, Vin Diesel, Paul Bettany, Bradley Cooper, Chris Evans, Scarlett Johansson, Elizabeth Olsen, Chris Pratt, Mark Ruffalo, Zoe Saldana, Benedict Wong, Anthony Mackie, Chris Hemsworth, Dave Bautista, Benedict Cumberbatch, Chadwick Boseman, Sebastian Stan, Danai Gurira, Karen Gillan, Pom Klementieff, Letitia Wright, and Tom Holland in Avengers: Infinity War (2018)

監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
出演:ロバート・ダウニーjr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、ほか

インフィニティ・ストーンを集めるため、ついにサノスが腰を上げた。
彼の目的は、銀河の人口の半数を消滅させること。
サノスの野望を阻止するべく行動を開始するヒーローたちだったが…という感じの話であります。

満を持して登場した最強のラスボス、サノスとの戦いを描いたMCUの19作目。
間違いなく、アメコミヒーロー映画の一つの到達点であり最高傑作。
サノスは歴代最高最強のヴィランにふさわしくかなり深いキャラであり、彼が主人公と言ってもいい内容だったのが驚きでした。
僕は何度観ても、キャップが登場するシーンと、ソーがストームブレイカーを引っさげて登場するシーンで鳥肌が立ちます。
『キャプテン・マーベル』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』が今から楽しみすぎます。

第1位:ヘレディタリー/継承

Toni Collette and Milly Shapiro in Hereditary (2018)

監督・脚本:アリ・アスター
出演:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ、ほか

グラハム家の祖母が亡くなった。
アニーは夫のスティーブ、息子のピーター、娘のチャーリーとともに悲しみを乗り越えようとする。
しかし、予想だにしなかった最悪の出来事が起き、家族は修復不能に…という感じの話であります。

最初から最後まで1分1秒たりとも面白くない・意味がないシーンがないという、とんでもない映画。
長編初監督作品というのがにわかには信じられないぐらいのハイクオリティ。
最近流行りのワンアイデアが光るホラー映画(「盲老人がヤバい」「追いつかれたら死ぬ」「電気を消したらだめ」「名前を知ったら終わり」「音を出したら即死」など)とは一線を画す重層的な面白さで度肝を抜かれました(もちろんワンアイデアのホラー映画も大好きです)。
ちなみに劇場で観たとき、前に座っていた男性が事あるごとに、「うおっ」とか「うわあぁぁああぁ」とか声を上げてビビっていたのが面白かったです。

おわり

来年は『アクアマン』『スパイダーバース』『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『シャザム!』『ダークフェニックス』『ニュー・ミュータンツ』『ヘルボーイ』とアメコミ作品が盛りだくさん(毎年のことなのでちょっと食傷気味ではありますが)。
シャマランバースの『ミスター・ガラス』や、タランティーノの新作『Once Upon a Time in Hollywood』、暗黒版スーパーマンこと『Blightburn』、アリ・アスターの新作『Midsommar』、そしてどうなるか心配でたまらない『スター・ウォーズEP9』も控えており、楽しい1年になりそうです。
こんな感じでした。ではまた!

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「【2018年】超個人的映画ランキングTOP7」への2件のフィードバック

  1. ゲームランキングをクリックしてるのですが何故か映画ランキングに飛ばされます

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