『仁王2 最終体験版』をプレイしたので感想を 気まぐれゲーム日記#10

2月28日~3月1日まで期間限定で実施されていた、『仁王2』の最終体験版をプレイし、無事クリアまでできたので感想を書きたいと思います。

製品版の発売日は3月12日で、あと一週間とちょっと。
かなり面白かったんですが、Game Passでプレイしたいゲームが積みに積み上がっているので、発売日に購入はできないかもなあ。

キャラクリ!

前作は主人公がウィリアムで固定だったのでキャラクリはありませんでしたが、今作にはキャラクリが搭載されました。
やったね!

輪郭から体格までかなり細かく調整できるので、なかなかいじり甲斐があるものになってました。
イベントシーンでガッツリ出てくるので、かっこよく仕上げたいところ。

ウィッチャーの原作小説にハマっていることもあって、男主人公はゲラルトさんぽく、女主人公はシリっぽくしてみました(似てなくもない…よね)。

自分が作ったキャラデータをシェアしたり、逆に他プレイヤーがシェアしたキャラデータを使ったりできる機能がついてます。便利。

外見は、拠点でいつでも変更可能でした。

新システム

妖怪化

前作の九十九武器に変わるシステムとして、妖怪化が搭載されました。

守護霊を武器に宿らせる九十九とは異なり、文字通り主人公に宿る妖怪の力を開放して戦います(主人公は、人と妖怪の間に生まれた子という設定みたいです)。
アムリタゲージが最大のときに△+○を同時押しすることで発動。
妖怪化には猛・迅・幻の3種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります(種類は、装備している守護霊に依存)。

スキルや装備が序盤のものだからか、敵を圧倒する絶大な力という感じではなく、ピンチを切り抜けるための力という感じでした。

特技

R2+○で発動する技。
タイミングよく敵が使用する大技(赤いオーラをまとった攻撃)に当てることによって、大技を潰して敵の気力を減らし、こちらの気力をマックスまで回復できます。
猛・迅・幻で使用する技が異なります。

  • 猛:前方に攻撃。
  • 迅:残像を発生させる回避技。
  • 幻:ガード。

個人的に、迅>幻>猛の順で使いやすかったです。
迅は発動が早く、攻撃に当たりにいく感覚で使えば楽に潰しが発動。
ミスっても攻撃自体を回避出来ることが多く、便利でした。

幻はジャストガードの要領なんですが、タイミングが若干難しく、ミスったら攻撃を食らうことが多かったです。

猛はめちゃ使いにくく感じました。
・即発動しないので、カウンターが発生する前にこちらが潰される
・モーション途中も無敵ではないので、ゴリゴリダメージを受ける
・敵がリーチの外にいてそもそも大技を潰せない
猿鬼や両面宿儺のように、赤オーラが見えてから攻撃判定が発生するまでに時間がかかる大技を潰すには便利なんですが、迅や幻のほうが断然使いやすかったです。

妖怪技

敵妖怪を倒すと、まれに魂代とよばれるアイテムを落とします。
これを守護霊に憑着(装備)することで、その妖怪の技を使用可能になります。

妖怪技を敵に当てると、敵の気力上限を下げることが出来ます。
通常コンボに組み込むことも出来るので、気力・妖力をうまく管理すれば、強力な妖怪を圧倒することも可能に。

特殊効果が多種多様なので、装備品以外にもハクスラ要素が増えてしまいました。

常闇

画面が白黒っぽくなって、気力の回復が遅くなってしまうエリア。
敵妖怪が強化されている危険地帯。
かなり難度の高いエリアですが、主人公の頭には妖怪の角が現れるようになり、こちらの妖怪化・妖怪技が強化されます

発生源となっている妖怪もしくはアムリタの結晶を破壊することで、常闇状態を解除できます。
むやみに突っ込むのではなく、発生源を見極めるのが大事。
常闇状態を解除すると、そのエリア内にいた妖怪が消滅したり、気力が0の状態になったりします。

義刃塚

助っ人を召喚できる青い刀塚。
ダクソで言う「白サイン」のようなもの(オンラインマルチプレイではありませんが)。
他のプレイヤーが残したものだったり、オフラインでも設置されているNPCのものだったりします。

利用するにはお猪口が必要になりますが、タゲ分散やダメージソースとしてそこそこ役に立つので、使っておいて損はないかなという感じ。

自分が設置した義刃塚を他のプレイヤーが利用すると、利用者数に応じて謝礼が受け取れます。
難所やボス部屋の前に設置しておけば、そこそこ使ってもらえるみたいです。

各ステージ攻略

1.落日の天王山

初見だとめちゃくちゃ長いしめちゃくちゃ難しく感じたステージ。
多分、本編の中盤あたりに出てくるんじゃないかなーと予想してますが、どうでしょうか。
いやらしい敵の配置、組み込んだマップ構造となかなか面白かったです。

初めの常闇エリアにいる猿鬼がもうめちゃくちゃ強かったです。ボスより強いんじゃないか?ってくらい強かった。
10回ぐらいぶっ殺されてようやく突破できたんですが、下画像のポジションから飛び降り攻撃すると、結晶が砕けて常闇解除、さらに猿鬼が消滅という攻略法を発見して唖然としました。

最初の常闇エリアもそうですが、一見めちゃくちゃ難しく見えるルートも、地下から結晶を壊すと敵が減ったり、後ろに回り込んで銃兵を倒せたり、よくよく探索すると楽に突破できる別ルートが用意されていたのは好印象です。

あと、棚田で発見した「すねこすり」がめちゃ可愛かったです。
すねこすりは、なでてやるとついてきてくれて、妖力をちょっとずつ回復してくれるかわいいやつ。
さらに戦闘時には敵にちょっとずつ攻撃してくれる頼もしいやつでもありました。

ボス:両面宿儺

フィールドに配置されている赤か青の結晶を壊すと、武器に炎か氷のエンチャントが出来ます。
赤い体には氷が、青い体には炎が有効みたいなんですが、絶えずぐるぐる回って攻撃してくるので、有効活用するのは難しかったです。

HPをある程度減らすと常闇を展開してきます。
常闇中は通常攻撃ではなく妖怪技による攻撃がかなり有効なので、妖力を回復できるアイテムを用意しておくと良さげ。

弓の大技は迅の特技で潰すのがかなり難しく感じたので、幻を使ったほうがいいかなと思いました。

2.三悪の梟雄

茶器大好き爆弾おじさん、松永久秀との決闘。
迅とリーチの長い武器を使うと比較的楽に戦えました。

社がないのでまれびとは呼べませんが、かわりに山中鹿之介の義刃塚が配置されていました。
鹿之介は果敢に攻撃してくれるので、2人で連携すればリンチにできます。

開幕にも使ってくる突進掴み爆撃は、食らうとほぼHPがなくなるぐらいの超威力。
逆に、潰し方がわかっていれば確実にダメージを与えられる好機なので、距離を取って戦うのが楽に倒す方法かも。
突進を回避した直後は追い打ちチャンスですが、遅いと自爆に巻き込まれるので注意。
自爆したあとは大きな隙が生じるので、忍具や札など発動に時間のかかる道具を使うチャンスになります。

何回も死にましたが、特技を潰した直後に攻撃を当てると、必ずダウンして追い打ちチャンスになる、ということに気づいてからは余裕で倒せるようになりました。
リーチの長い武器を使うか、潰した直後に前ステップ→攻撃で畳み掛けるといい感じ。

二刀による攻撃は、食らうとゴリゴリ体力を削られてしまうので、ガードor回避は必須。
二刀はリーチが短いので、リーチの長い武器が有利。

勝利すると、守護霊「糸繰」と、姿写しで「松永久秀」が開放されました。
製品版では「茶室」の開放条件にもなるのかな。

3.血塵に染まる寺

妖怪たちが強化される、おなじみの「逢魔が時」ミッション。

長さ自体は天王山よりも短かったですが、道中の敵はかなり手強かったです。
とくに、常闇の一本だたら、常闇の猿鬼はマジで強かったです。

天王山では強敵との戦闘を避けられる楽なルートが用意されていましたが、このステージでも、大玉転がしに潰されずにすむルート、常闇の発生源である猿鬼だけ相手にすればいいルートが用意されていました。

ボス:馬頭鬼

前哨戦として、斧&槍コンビ、その次に烏天狗が登場。
烏天狗はやはりなかなかの強敵なので、ここで回復を使い切ってしまわないように注意。

烏天狗を倒すと本命の馬頭鬼が出現。
素早い攻撃や厄介な攻撃はしてこない素直な敵なので、ここまで来られたなら苦戦しない相手。
体力が多いので戦闘は長引くものの、猿鬼や両面宿儺のほうが強いんじゃないかな、と感じました。

おわり

あくまで体験版ですが、死にゲーとしての手に汗握る死闘感と、アクションの爽快感をじっくり味わうことができました。
個人的にスキルポイントの仕様だけは前作のほうが良かったと思いますが、それ以外の部分では正当進化を遂げた続編ということで期待できそうです。
前作にハマった人は購入しても損はないと思いますよ。

ではまた~。

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