『あつまれ どうぶつの森』楽しい無人島生活 気まぐれゲーム日記#16

いまは世界中の人たちと同じく、『あつまれ どうぶつの森』にハマっています。
無人島生活を始めて、はや1週間が経ちました。

今まで人やらモンスターやらをぶっ殺すゲームばっかりやってきた自分にとって、誰とも争う必要がない平和極まりない今作はかなり新鮮です。

予想外にハマってしまった

ぼくにとって、今作がはじめての『どうぶつの森』。
やる前は「何が面白いのかよくわからないけど、Switch持ってるしチケット1本分余ってるし、とりあえず買ってみるか」というぐらいのテンションだったんですが、実際やってみるとすごく面白いです。
ガツンとくる面白さというよりは、ジワジワくるスルメゲー的な面白さ。

はじめは無人島に引っ越してくるところから始まります。
無人島はもちろん未開拓。
島民は自分も含めて3人で、全員がテント暮らし。
DIYで作れるものは釣り竿と虫取り網ぐらいでしたが、1日1日と進めていくうちに、斧やスコップが作れるようになり。
さらに家が建ち博物館が建ち、いろんな家具も作れるようになりと、少しづつやれることが増えていくのが楽しいです。
今では島民は6人になり、みんな立派な一軒家で暮らしています。
仮設テントだった案内所も改築してちゃんとした建物になり、さらに充実した生活を送れるようになりました。

アイテムを集めたりそれをもとに何かを作ったりするだけの作業ゲーっぽさはあるんですが、自分の家だけでなく島内にアイテムを飾ったり、草木を植え替えたりすることができます。
なので、家具の配置をあれこれ考えたり、巨大な花園を作ってみたり、砂浜を南国リゾート風ビーチにしてみたり、奥の崖の方に秘湯を作ってみたり、無造作に生えている木を整えてみたりと、クリエイティビティに乏しい自分でもできる楽しみ方が山ほどあります。
次はあれやってみっかと、ついつい時間を忘れてプレイしまいます。

無人島生活といっても、資源管理や食事といったサバイバル的な要素は皆無なのがちょっと残念といえば残念。
捕まえた魚を料理できたりしたら良かったんですが、まあどうぶつが魚を焼いて食ってる絵面はちょっと見たくないものがあるので仕方ないかな。

「ゲーム内の時間経過はリアルと同じ」システムは良し悪し

今作の大きなポイントである「ゲーム内の時間経過はリアルと同じ」という仕様、これは良し悪しだなと感じました。
今作では、家や博物館といった施設が建ったり、住民が移住してきたりといった、いわゆるイベントが発生するのが1日単位なんですね。
イベントが発生すると新しいことが出来るようになります。
なので、明日になったらできる、明日にならないとできないということがしょっちゅう起こります。

ガツガツやり込みたい人にとっては、自分のペースで遊べないからイライラするでしょうし、いつも決まった時間にしかゲームできない人にとっては、 特定の虫や魚だけしか集まらなかったり、風景がずっと同じでつまらないと感じるでしょう。

四季折々の風景や生き物たちや各季節のイベントなどを1年単位で長く遊べるゲームと感じるか、プレイヤーの行動を制限して水増ししているゲームと感じるか。
大人気シリーズの最新作ではありますが、実は人を選ぶ仕様になっている気がします(時間操作すれば自分のペースで遊べる…というのはちょっと違うかなと)。

個人的には、少しづつ出来ることや新しいことが増えていく今作のテンポ感はかなり心地いいです。
いつもは、発売直後にガッとハマって「もうクリアしてしまった…」とスッと冷めちゃうんですが、今作ではこの時間の制約があるのでのんびり気長にやれています。
「明日は何が出来るようになるのかな」と毎日が少し楽しくなるというワクワク感は新鮮です。

ちょっとイマイチな点

かなり楽しんでプレイできていますが、イマイチだと感じる点もあります。

まずは、ポケットの容量と道具・素材の問題
道具も素材も生き物も、持ち物は全てポケットに入れて運ぶことになるのですが、このポケットの容量が非常に少ないです(案内所改装後、ポケット要領を40にできたのでマシにはなりましたが)。

道具と生き物は同じものをまとめておけず、1つが1スロットを占領するので、島内を探索しているとすぐにポケットがパンパンになり、頻繁に商店に駆け込むことになります。
カテゴリごとにスロットが別れてたり、リュックを装備すれば要領2倍になったりとか、何らかの改善がほしいです。

また、虫取り網や釣り竿といった道具はわりとすぐに壊れるのですが、DIYに使える素材はポケット内にあるものだけです。
なので、素材は常に持ち歩いておかなければなりません。
素材は家の収納に突っ込んでいても使えるようにしてほしかったです。

DIYはどこでも出来るわけではなく、作業台のところでしかできません。
往復するのがめんどくさいので、島内に4箇所ぐらい作業台を置いて、素材も近くにまとめて置いておくという、景観的にはクソみたいな状況になってます。
道具が壊れるという要素自体、いらなかったんじゃないかなと思います。

お次は、DIYのテンポが悪い問題
素材を使って色んなものが作れるということ自体はいいんですが、なぜか1回に1つのものしか作ることができず、演出が妙に長いです。
材料の数が足りていれば、複数のものをまとめて作れるようにしてほしいです。

それと、ロード問題
建物に入る、建物内の別の部屋に移動するときに、2秒ぐらいのロードが発生します。
たいしてマップは広くないのだから、全部シームレスでつないでほしかったです。

あと、ぼくはぼっちプレイヤーなので問題ないのですが、ユーザー1人に対して1つの島ではなく、Switch本体1つに対して1つの島という意味不明な仕様にしているのは謎です。

スキマ時間や休日にのんびり遊べるゲームがほしいという人には、ぜひともオススメ!な感じのゲームです。
ではまた~。

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