Xbox&Bethesdaのショーケース「Developer_Direct」にて発表、その直後に配信開始されたTango Gameworksによるリズムアクションゲー『Hi-Fi RUSH』。
早速はじめのステージを遊んでみたので、そのプレイレポをお届けします。

イントロ
まずは難易度選択。
選択できるのは「イージー」「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の4つ。
難易度によって「リズム判定の緩さ」「敵の怯みやすさ・体力の多さ」「被ダメの多さ」が変わります。イージー/ノーマルでは、オート機能でアクションをお任せすることも可能だとか。

説明文を見る限りハードモードが標準難易度っぽかったので、ハードでプレイ開始。

↑こいつが主人公のチャイ。
巨大企業ヴァンダレイによるアームストロング・プロジェクトに参加しにきた、自称”未来のロックスター”。
アームストロング・プロジェクトとは、無償で参加者にロボットの義肢を与えるというプロジェクトのこと。

一見素晴らしいプロジェクトに思えますが、そこにはもちろん何か裏がありそうで…

ロボットアームの取り付けが行われるその時、ヴァンダレイのCEOケールが「ゴミだ」と言って投げ捨てたミュージックプレイヤーがチャイの胸元にポトリ。

無事に(?)ロボットアーム化手術が成功したかと思いきや、エラー発生の警告が。
アナウンスに従って、チェックポイントを目指します。
チェックポイントにたどり着いたチャイは、”異物混入の不良品”とみなされ、ロボットに連行されそうになります。





ロボットに殴られた衝撃で、チャイの胸に融合していたミュージックプレイヤーがビートを刻みだし、ロボットアームの磁力でガラクタが集まってギター型の武器に!
いよいよ本格的にゲーム開始です。
アクション

基本は、XボタンのライトアタックとYボタンのヘビーアタックを使って戦う、オーソドックスな戦闘システム。3回まで連続発動できる回避、空中回避、ダブルジャンプもデフォルトで搭載されてます。
操作性は良好で、手ごたえ・爽快感もばっちり。DMCやベヨネッタなどのアクションゲームに触れたことがある人なら、すんなり手に馴染む操作感。
本作の最大の魅力にして特徴になっているのが、「ビートに合わせてボタンを入力する」こと。
ライトアタックは1拍、ヘビーアタックは2拍のリズムでボタンを入力。


ビートに合わせてボタン入力を行うと、ダメージとスコアが上昇します。
ジャストタイミングだと、ジャーンというギターのサウンドとともに、音符マークの出現と「ヘイ!」という合いの手が入るのがすごく気持ちいい。
アニメ調の派手なエフェクトとノリノリのサウンドが合わさって、ものすごい爽快感です。
ビートに合っていなくてもアクション自体は発動するので、リズムゲーは得意じゃないんだけど…という人も安心の設計になってます。
※ビューボタンを押すと画面下部にリズムアシストを表示できるので、慣れるまではアシストを見ながらアクションを行うといいかも?
ステージを進めていくと、
- 回避アクションの直後に攻撃を繰り出す「ダッシュアタック」
- コンボの最後に強力な一撃をたたき込む「ビートヒット」
- ライトアタックを一拍待ってから繰り出す「レストコンボ」
- リバーブゲージを消費して行う「スペシャルアタック」
といったアクションを習得していきます。


さらに、ステージ1をクリアした後は『DMC』のように様々なコンボアクションを購入可能になります。
敵の攻撃もビートに合わせたものになっているので、回避においてもビートに乗ることが大事。


敵の攻撃は事前に分かりやすい警告が表示されるうえに、コンボアクションは回避でいつでもキャンセルできる快適仕様。

ステージ内の各戦闘は「コーラス」と呼ばれていて、コーラスごとに「スコア」「リズムの正確さ」「クリアタイム」によってランク付けが行われます。
「リズムの正確さ」「クリアタイム」はそのままの意味。
「スコア」は、ダメージを受けずにレストコンボや空中コンボなど多彩なアクションを上手く織り交ぜていくと上がりやすくなります。
実績には「全てのコーラスでSランクを取る」というものもあり、DMCやベヨネッタと同様にやり込み甲斐がありそうです。
また、動かしていて気付いたのが、チャイの足音や非常灯の動きといった環境音やオブジェクトの動きがBGMのビートとシンクロしているということ。
戦闘中もそうでないときも、常にノリノリです。
ステージ
本作は、DMCなどと同様のステージクリア方式。
ステージの構造は基本的に一本道ですが、ところどころに脇道があり、ステータス上昇アイテムのかけらや宝箱、初見時には開けることができない謎の扉があったりします。


また、オブジェクトを壊すとアクション・アイテムの購入に必要なギアを入手できるので、色々探索してみるといいでしょう。
横スクロールになったり、レーザーを避けたり、製造ラインのベルトコンベアを進んでいったりと、風景のバリエーションはすごく豊富。



1ステージ目でこれだと、今後どうなっちゃうんだ!?というのが正直な感想です。
ボス戦
ステージ1の最後に待ち受けていたのは、巨大な検査用ロボ「QA-1MIL」。

このボス戦で流れるのはNine Inch Nailsの「1,000,000」!
サントラ最高かよ!

攻撃をかわして両手を攻撃しまくる→露出した弱点の頭を叩くという基本的なパティーンで撃破。


HPを半分まで削ると第二形態(本気モード)になって、攻撃が激しくなります。


ボス戦にはチェックポイントが設けられていて、第二形態後に死んでしまった場合、第二形態直後から再開されるようになっていました。

アジト
ステージ1をクリアするとアジトが開放。



アジトでは、新しいコンボアクション・スペシャルアクションが購入出来たり、チャレンジ項目の確認や報酬を獲得したり、ネコと戯れたりできます。
ストーリーの進行に応じて、ほかにも様々な機能が追加されていくみたい。
いまのところステージのリプレイ機能は無いので、一周クリアした後に開放されるのかな?
おわり
…てなわけで、アクションの爽快感とリズムの爽快感が見事な融合を果たしたTango Gameworksの新作『Hi-Fi RUSH』のプレイレポでした!
ステージ1の時点でめちゃくちゃ面白かったので、DMC系のアクションゲームが好きな人には特にオススメです。
ではまた。
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