
『キングダムハーツIII』、プレイしていかがでしたか?
僕と同様に、「ダークシーカー編の完結を謳っていたわりに、謎が多いし次回作のためだけの展開も多いし、な~んかモヤモヤするなあ」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんなモヤモヤを少しでも晴らせたらと思い、いろいろ考えてみました。
ユニオンクロスは100個200個ステージをクリアしても、重要な話が1ミリも進展しないという苦行でしかなかったので、Wikiとかのまとめで済ましました。
そのため、あんまり踏み込んだ考察が出来ませんがご了承ください。
ゼアノートの時系列が矛盾している件
まず
- エラクゥスとチェスをしている時のゼアノートをチェスノート
- 劇中で最も古いゼアノートと呼ばれているヤング・ゼアノートを若ノート
- 今作のラスボスであるマスター・ゼアノートをハゲノート
- テラの体をのっとったテラ=ゼアノートをテラノート
とそれぞれ呼ぶことにしましょう。
今作で最も気になったのは、ゼアノートの時系列が矛盾しているように見えるということ。
若ノートは、時間移動の能力を茶ローブアンセムにもらって時間旅行が終わるまで、デスティニーアイランドから出たことは無かったはず。
時間旅行で得た標に従いデスティニーアイランドから出て、エラクゥスとともに修行してキーブレード使いになったと公式でも書かれています。
若ノート チェスノート
しかし、オープニング等で登場するチェスノートは、若ノートよりもさらに若いころのゼアノート。
チェスをしている場所はスカラアドカエルムだと思われるので、デスティニーアイランドから出たことは無かったという部分と思いっきり矛盾しています。
こんな重要な部分でミスするとは考えられないので、これには明らかに意味があるのでしょう。
若ノートとハゲノートは別人?
ゼアノートの時系列が一見矛盾しているようで矛盾していないのだとすると、チェスノートと若ノートは実は同一人物ではなかったと考えられます。
そうなると、チェスノート、若ノートの他に、ハゲノート、テラノートも実は同一人物ではないという可能性も出てきます。
順番に、誰と誰が同一人物なのかを考えていきましょう。
ハゲノートとの決着を見る限り、チェスノートとハゲノートは同一人物と考えていいでしょう。
というか別人だとしたら、エラクゥスとのあのシーンが全く意味のわからないものになってしまいます。
なので、チェスノートが老化してハゲノートになったというのは確定。
ということは、ハゲノート=チェスノート≠若ノートになります。
また、テラノートはハゲノートがテラの体を乗っ取った存在なので、ハゲノート=テラノートということにもなります。
見た目以外でハゲノート≠若ノートを示唆するのが、今作でアンセム、ゼムナス、若ノートのとっている行動が、ハゲノートの目的とは全く関係ないという点。
アンセムは賢者アンセムが隠したとされる謎の少女(被験者X)を探し、ゼムナスは元機関メンバーの中にいる古のキーブレード使いを探し、そして若ノートはソラが「目覚めの力」を誤った形で乱用するように仕向けています。
しかも彼らの行動は、今作では特にフォローがないままエンディングを迎えるという不可解さ。
ダークシーカー編の完結を謳っている以上、ダークシーカーであるハゲノートに関わる部分は今作でちゃんと終わらせている…とすれば、アンセムとゼムナスそして彼らの発生元であるテラノートは、ハゲノートとは違う思惑で動いていた、と考えることが出来ます。
テラノートは、初めこそハゲノートがテラの体を乗っ取った存在でしたが、アクアとの戦いの後、記憶を失ってしまいました。
それをいいことに、ブライグ/ルシュの真の目的のために利用されたのではないでしょうか。
偽の記憶なりを植え付けられ、別の世界線のゼアノートと接触するように仕向けられた(別の世界線から来たと思われる被験者Xの存在が鍵になっているのかも)。
墓場にて復活したテラノートが留まりし思念と対峙した際、「お前は何なんだ」と言っていることから、記憶が改ざんされているという可能性は十分に考えられます(テラノートは留まりし思念と過去に戦っているので、この台詞は明らかに不自然)。
今作でもその偽の記憶に基づいていたため、ハゲノートとは全く関係ない行動をとっていたと考えることが出来ます。
チェスノート、ハゲノート、記憶喪失前のテラノートは、同一世界線上の同一人物。
テラノートから生まれたアンセムは時間+世界線移動をして、別の世界線のゼアノートである若ノートと接触した。
ということなんじゃないかと思います。
ただ、なぜルシュが別の世界線のゼアノートの存在を知っていたのか、なぜ同一世界線上のゼアノートではダメだったのか、といったことは謎です。
もしかするとルシュと若ノートは、どこかのタイミングで同じ世界線にいて、共通の目的のために手を組んでいたのかもしれません(シクレポによると、ルシュは複数の世界線を観察していたので)。
※追記
コメントを頂いてふと思いついた仮説です。
テラノートは記憶喪失の後に、ルシュによって何者か(便宜上”Z”と呼ぶことにします)の心を植え付けられており、Zとルシュは協力関係にあった、という仮定に基づいて話を進めます(つまり記憶喪失後のテラノートには、ハゲノートとZの心が宿っていたということになります)。
まず、リア達を見て分かる通り、通常のノーバディは本体と同一の外見・意思・記憶を持った存在です。
本体がノーバディになっても、ノーバディが消滅し本体に戻っても、外見・意思・記憶が変わることはないと考えられます。
しかしゼムナスだけは、明らかに本体(ハゲノート)とは別人のように描かれています。
ここで思い出してほしいのが、ソラのノーバディだったロクサスもソラとは別人だったということです。
これは、ロクサスのベースとなったのがソラではなくヴェンだったことに起因していると考えられます(また、ロクサスに記憶がなかったのは、多分ヴェンの心が長い間休眠状態にあったため)。
これはそのまま、ハゲノート、Z、ゼムナスの関係にも対応しているんじゃないかと。
テラノートが闇に堕ちた際にゼムナスが生まれましたが、ゼムナスのベースとなったのはハゲノートではなくZだった。
そのため、ゼムナスの外見・意思・記憶はテラノートでもハゲノートでもなく、Zのものだった(また、弟子時代のテラノートもZの影響で見た目がちょっと変化していた?)。
Zのノーバディとして生まれたゼムナスは、ハゲノートの目的達成に見せかけ、ルシュの目的達成(+自分自身の目的もあった?)のために動いていた。
アンセムとゼムナスが倒された結果、ハゲノートおよびテラノート(中身はZ?)は復活した。
過去から連れてこられたアンセム&ゼムナスは、Zの目的達成のために動いていた。
ということなのではないでしょうか。
そしてこのZは誰なのかということですが、ゼムナスと見た目が似ている人物、そしてハゲノートに連なる存在でありながら別の思惑を持っているっぽい人物ということで、大人になった若ノートなのではないかと思います。
アンセムが時間(+世界線)移動によって若ノートと接触できたのも、ベースが若ノートだったからということで筋が通ります。
なんでZがテラの姿で復活したのかに関してはお手上げです。
被験者Xとは?
シークレットレポートに記述がある謎の少女、被験者X。
アンセムが、賢者アンセムから居場所を探り出そうとしていた少女であり、アイザとリアが助け出そうとしていた少女でもあります。
この被験者Xはシークレットレポートによれば、
- 4人の仲間がいた
- 「鍵が導く心のままに」という文言を知っている
- 数名で元の世界を離れた
- 年齢は15歳前後
- 彼女の話はまるでおとぎ話のよう
- 隻眼の男によって連れ出された
ということが分かっています。
おそらくこの被験者Xは、キーやユニオンクロスに登場した、ユニオンリーダーのスクルド、もしくはバックカバー等に登場したマスター・アヴァだと思われます。
個人的には、スクルドの可能性のほうが高いと思っています。
理由としては、もし彼女がアヴァだとしたら、牢獄から連れ出した本人であるルシュがエピローグで「アヴァはやっぱりいないんだな」と言っているのは違和感があるため。
4人の仲間というのも、元の世界を離れたという記述も、アヴァには当てはまらない気がします(仲間は予知者だけで、ルシュは仲間と思われていなかったのかもしれませんが)。
しかしなぜスクルド(orアヴァ)が現在に飛んできたのか、なぜ隻眼の男(おそらくルシュ)が連れ出したのか、などはよく分かりません。
古のキーブレード使いとは?
ゼムナスが元機関メンバー(デミックス、ルクソード、マールーシャ、ラクシーヌ)を呼び戻したのは、この中にいる古のキーブレード使いを探すため、とのことでした。
しかし作中では、この古のキーブレード使い探しに関しては何も決着がなく、なぜ古のキーブレード使いが必要だったのか、誰が古のキーブレード使いだったのかは、結局分からずじまいでした。
マールーシャとラクシーヌは、ユニオンクロスにてラーリアムとエルレナという名のキーブレード使いとして登場しています(ラーリアムに至ってはユニオンリーダー)。
ということは、ゼムナスが探していた古のキーブレード使いとは、この2人を指していたのでしょうか。
デミックスとルクソードも今作で意味深な存在として描かれているので、もしかしたら4人の元機関メンバー全員がキーブレード使いだったという可能性も考えられます。
テラ復活の謎
テラの心は、テラノートが操るスタンド(背後の怪物)に封じ込められていましたが、アクアとヴェンの危機に際して自我を取り戻し、テラノートから体を奪い返して復活しました。
しかし、そもそもこのテラノートはいつの存在なのか、どうやって復活したのかは作中で明らかにされないままでした。
このテラ(およびテラノート)は、レプリカに入れられた過去の存在という説と、現在に復活した本人という説の二通りが考えられます。
が、個人的には後者の説を推します。
過去の存在だとしたら、現在のテラはまだ救われていないことになりますし、それだと「ソラに繋がる者の救済」という今作のテーマが完結していないことにもなるからです。
アンセム、ゼムナスが倒された際に、テラの体だけは復活していたが、心はゼアノートの中に封じ込められたままだった(アンセムのときもスタンドとして存在はしていた)。
墓場でソラたちの前に姿を表した時にハゲノートの心が再度植え付けられ、テラノートとして目覚めて対決したのち、テラが体を取り戻して復活できたと考えるのが自然かと。
シクレポには「ゼアノートが人間である以上、彼のハートレスとノーバディ、過去に打ち倒され消滅した者たち、そして一番若いゼアノートは、この時間の存在ではない」と書かれています。
この書き方だと、ゼアノートに連なる者たちは全員が過去の存在だと受け取れます。
となると、テラノートも過去から来た存在ということになってしまいますが…
しかし、テラノートはよくよく考えると、過去に打ち倒されて消滅したわけではないので、やはり過去から来た存在ではないと考えても良さそう…かな?
あと、ナミネの呼びかけに応じて登場した留まりし思念が忘れ去られたかのように消えていたのも、テラが復活して以降はアンセムがスタンドを使用していないというのも謎です(アンセムは過去の存在なので、テラが復活しようが影響は受けないはず)。
※追記
テラ復活とスタンドの謎に関して、僕としてはしっくり来る説をコメントしていただきました。
ありがとうございます。
これまで僕は「テラの心は、アンセムorテラノートの使うスタンドに封じ込められていた」と考えていたため、アンセムのスタンドについて矛盾が生じていました。
しかし「スタンドという形で現れてはいるものの、心自体はずっと闇の世界に囚われていた」と考えると、以下のように説明することが出来ます。
テラの心は闇の世界に囚われていて、アンセムとテラノートは闇の世界経由で、テラの心をスタンドという形で使役していた。
要は、アンセムとテラノートは闇の世界という共有フォルダを使って、テラの心をシェアしていたということ。
こう考えると、テラが復活してからはアンセムがスタンドを使用しなくなったのも筋が通りますし、テラノートが仮に過去の存在だったとしても、復活したテラ自身は過去の存在ではないということになります。
心の器って設定、なんだったの?
3Dのラストで明かされたXIII機関設立の真の目的は、ハゲノートの心を植え付ける12の器を集めることでした。
しかし今作では元XIII機関だったメンバーは、特に心を植え付けられるでもなく、決戦でソラたちと戦い消滅していきました(これはラクシーヌが「あんな爺の器になるなんてゾッとする」と言っていたことからも明らか)。
しかも、最終的にスカラアドカエルムにたどり着いて「すべての時間の我が集う」という意味のわからない展開にもなり、結局この心の器という設定はなんだったのか、単に闇の力を使う者たちではダメだったのか、全くわからないままでした。
※追記
コメントを頂いて少し考えました。
これまでぼくは、心の器になる=心を植え付けた人物と同じ意思で行動するようになる、と考えていましたが、これは誤りだったのではと。
ソラやテラが自分の心の中に他人の心を抱えていても気付かなかったように、真XIII機関のメンバーはハゲノートの心を植え付けられていても気付かなかった。
ハゲノートが自分の心を他人に植え付ける行動の意味は、「χブレードの誕生のために必要な闇の存在=闇に染まったキーブレード使いの心を持った存在」だったというのと、「全くの同一人物は同時に存在できない」という時間移動の制限から逃れるための策だったのでは、と思われます。
そのため全員レプリカで揃えることは不可能で、器となる赤の他人が必要だった。
そして、器としてはノーバディ(心が無いに等しい存在)が適切だったということなのでしょう。
3Dでソラに心を植え付ける際に廃人状態にしなければいけなかったのは、ソラの心は闇を抱えておらず、また特殊な状態(3つの心を抱えた状態)にあったからだったと思われます。
リクのマスター承認ってなんの意味があったの?
これも3Dのラストの話ですが、リクは「目覚めの力」を会得し、キーブレードマスターになりました。
しかし、この力は3Dでソラを目覚めさせるために使われた以外ではお目にかかることはなく、キーブレードマスターになったという設定も、なんの意味があったのか全くわからないままでした。
そもそも「目覚めの力」の会得はハゲノートの復活に備えて、というはずだったのですが、今作でリクがその力を使うことがなかったというのはどうかと思いました(リクと違ってソラは力を習得できていない、だから世界を旅しないといけない、という状況を作るための設定にしかなっていない)。
おそらく今後の展開でリクの力が使われるのでしょうが。
墓場でのタイムループはなんだったの?
キーブレード墓場では、ソラたちは闇に飲まれて敗北してしまいます(ここは守護者が揃いも揃って無能すぎる上に、ソラの心が折れるのが唐突すぎて、唖然としました)。
その後、終わりの世界にたどり着いたソラが、自分の体をかき集め、世界に散らばった仲間の心を解放し、闇に飲まれる前の時間に戻ります。
ここの展開に関しては、過去に戻った説と、別の世界線に移動した説の二通りがあるようです。
しかし別の世界線に移動したのだとしたら、ソラが仲間の心を解放する意味があるとは思えません。
世界線Aでは勝てなかったけど、世界線Bに移動したら勝てたという結末でソラが納得するとも思えません。
それに、ダークシーカー編は完結したけどKH1から続いてきた世界は闇に飲まれました、という結末にプレイヤーが納得できるとも思えません。
なので個人的には、過去に戻った説が有力だと考えています。
過去に戻るのに、なぜ仲間の心を解放する必要があったのかと言うと、KHにおける時間移動の制約が関係してきます。
KHの時間移動には「すでに起こったことを書き換えることは出来ない」という制約があります(そもそも時間移動自体が書き換えに相当すると思うのですが、まあそれは置いといて)。
そのため、単純に過去に移動しただけでは、闇に飲まれてしまう結末は変えられない、ということになります。
ソラは無意識にその事態を回避するために、仲間の心を解放することで、すでに起こったことを書き換え可能にしたのではないでしょうか。
終わりの世界でナミネと会話して”留まりし思念”の助太刀という前にはなかった出来事の発生に加え、歴史の書き換えを可能にして過去に戻り、「光が闇に飲まれて敗北する」という結末を書き換えてしまったのだと思います。
また、1周目の後に、闇に飲まれるという全く同じシーンが挿し込まれるため、エンディングに繋がるのは3周目という言われ方をしています。
が、個人的にあれはただのフラッシュバックというか、”標”の演出であり、エンディングに繋がるのは2周目だと思っています。
終わりの世界での”名無しの星”
これは強制イベントではないので見逃した人もいると思いますが、終わりの世界でソラは姿を失ってしまった少女と出会います。
「姿も名前も奪われ、彼を待ち続けている」「その彼も姿を奪われ、今は別の心を宿している」「彼に心が戻れば、自分を捜し回る」とのこと。
彼女の正体はユニオンクロスで何者かに消滅させられたストレリチアで、「彼」とはユニオンクロスで彼女を探していたラーリアム/マールーシャという説が有力みたいです。
ただ、そうだとすると「彼」の名前をソラが聞いたときのリアクションとは辻褄が合わない気がするんですよね。
ストレリチアの知っている名前はラーリアムですが、ソラはラーリアムという名前は知らないので。
また、マールーシャが「別の心を宿している」というのもしっくり来ません。
シグバールとサイクスはハゲノートの心を植え付けられてたっぽいですが、機関に再加入したメンバーはそうではないので。
でも彼女は、「彼」が姿を奪われたりしてることを知ってるので、今はマールーシャという名前だということも知っているということになるのかな。
だったらストレリチアでも問題ないのかな。
僕が思ったのは、彼女はスクルドで、「彼」はアイザという説。
終わりの世界の少女と被験者Xが同じキャラという前提に基づいています。
なぜなら、「正体のわからない少女」という同じようなキャラを2人同時に登場させるというのは、話の構成として上手くないと思ったからです。
それに、ソラはアイザという名前ならアクセル経由で知っているでしょうし。
ただ、今作は全体として話の構成がそもそも上手くないので、この説は外れている可能性が高いです。
この少女は、ヴェルサスのヒロインだったステラで、彼女が待たせている人はヨゾラという説もあるみたいです。
確かに、ステラはヴェルサスがFF15になったときに姿も名前も奪われてますし(ステラ→ルーナ)、ヨゾラの見た目はノクトそっくりです。
不思議なことに、この説が一番しっくり来るという。
『VERUM REX』は『ヴェルサス』の留まりし思念的なワールド、という見方も面白いと思います。
若ノートが言っていた代償とは?
若ノートは、姿を見せるたびに意味深な台詞を吐いていました。
「大きな力を使えば代償を払うことになる」
「もう負けたということだ」
「さようならソラ、お前はこの世界から—」
大きな力とはおそらく、ソラが目覚めの力を本来とは違った形で使っていることを指しているのでしょう。
目覚めの力とは、文字通り眠った心を目覚めさせる力。
劇中でヴェンの心を目覚めさせるときに使ったのが、本来の使い方だと思われます。
しかしソラは、この力を使って自分の存在を他人の心がある場所へとワープさせたり、過去改変を行ったりしています。
若ノートの言う代償とは、エンディングを観て想像できる限りでは、この世界のソラという存在そのものだと考えることが出来ます。
プーさんがソラの存在を忘れかけていたという奇妙な描写もありますし、目覚めの力を誤った形で使うことで、ソラは自分の存在そのものを少しづつ消費していった。
そしてカイリを助けるために力を使った結果、ついにこの世界からソラという存在が消滅してしまった、ということなんじゃないかと思います。
今作の終盤以外に目覚めの力は使ってないので、そのせいでプーさんが忘れかけてるって変じゃね、と一瞬思われるかもしれません。
ここで思い出していただきたいのが、チリシィが「ソラはこの世界に何度も来ている」と言っていたこと。
今作で初めて終わりの世界を目にしたので、「何度も来ているこの世界」とは、単に終わりの世界とつながっていた目覚めの園のことだと思っていました。
しかし、終わりの世界に何度も来ているというのはそのままの意味で、「ソラのHPが0になってコンティニューしたときに、今回の様に一度終わりの世界に行き、無意識に目覚めの力を自分自身に使って過去改変を行っていた」ということなのではないでしょうか。
なぜ若ノートがソラの消滅を知っていたのか?という点については謎ですが、やはりハゲノートと若ノートが別人かつ、若ノートは別の世界線から来た存在であり、時間移動によって次回作以降の展開を見てきたからではないかと思います。
しかし、なぜ王様はソラが目覚めの力を誤った形で使っていることを知っていたのでしょうかね。
エンディングの謎
カイリを救うために「目覚めの力」を使って旅立ったソラですが、エンディングのデスティニーアイランドでの同窓会には出席していませんでした。
それどころか、カイリを除いて、仲間の誰一人としてソラのことを覚えていないような描かれ方をしていたのが気になりました。
シオンが消滅してロクサスたちの記憶から消えたときと、状況がちょっと似ているように感じます。
カイリはソラと特別強いつながりがあったので、かろうじて覚えている状態なのでしょう。
また、キャッキャ遊んだ後に、みんなが一斉にある方向を見ているのが不気味です。
初めはカイリとソラが座っているパオプの木の方かと思ったら、どうも夕日の方を向いています。
また表情から悲しいことではなく何かいいことありそうな感じですが、それとカイリが泣いているシーンは繋がりません。
あと、カイリが泣いてるシーンと皆が遊んでるシーンは、どうやら同じ時間に起きているシーンじゃないっぽいんですよね(フリスビーのシーンで一瞬パオプの木が映るのですが、そこにカイリはいません)。
だからなんだって話ですけど。
思うに、「ソラが心の繋がりをたどる話」になっていたこれまでに対して、次回作以降を「ソラが心の繋がりを取り戻す話」にするために、こういうオチになったんじゃないかと。
デミックスはどこ行った?
真XIII機関のメンバーとして消滅したキャラを除けば、エンディングで姿を見せていない元機関メンバーはデミックスだけです。
彼はヴィクセンのもとにロクサスのレプリカ素体を届けた後は、エンディングを含めて一回も登場せず。
めちゃくちゃ怪しいですよね。
エピローグの謎
エピローグでは、シグバールが体をとっかえひっかえしていたルシュだったことが判明。
さらに、5人の予知者うち、イラ、アセッド、インヴィ、グウラの4人がキーブレード墓場に集結しました。
闇に傾倒するキーブレードマスターを利用して真のキングダムハーツを出現させ、ロストマスター(予知者たち)をこの世界に呼び戻すことが、ルシュの使命だったようです。
”呼び戻す”というのがポイントで(イラも「おまえが我らを呼び戻したのか」と言っている)、おそらくχの世界とBbS~3の世界は同一線上にあり、ユニオンクロスの世界線はまた別の世界線という推測できます(シクレポには、ユニオンリーダーたちは2回世界線の移動をしたとも取れる記述があります)。
χで勃発したキーブレード戦争によって、4人の予知者の心はキングダムハーツに還ったのでしょう(アヴァは謎)。
ヴェンやラーリアム、スクルドたちはユニオンクロスの世界から更に世界線+時間移動をしてきて、その影響かは分かりませんが、ユニクロ時代の記憶を失っていると考えられます。
シクレポには、キーブレード戦争を再現する”選ばれし者”が、”贖罪の山羊”たるキーブレードを手にした時、ルシュが最後の使命を果たすために動き始める、と書かれています。
”贖罪の山羊”たるキーブレードとは、マスマスから継承されたノーネームのことであり、”選ばれし者”とはハゲノートを指しているのでしょう。
また、贖罪の山羊には身代わりとか生贄とかの意味があります。
これはまあ、ハゲノートは結局ルシュに利用されていただけの”かませ”ってことなんでしょう。
ダークシーカー編は、これから始まるであろうロストマスター編?の前座に過ぎなかったというわけですね。
また、エラクゥスが「新しいゲームだ」と言って用意した駒は、5人の予知者、ルシュ、そしてマスマスを模した駒のように見えます。
ということは、次回作はソラVSマスマス一味になるのでしょう。
と言っても、なぜマスマスたちがソラと戦うのかは見当がつきませんが。
シークレットムービーと今後の展開
シークレットムービーでソラが目覚めたのは、『すばらしきこのせかい』のワールド(シブヤ)です。
『すばらしきこのせかい』は、RG(現実の世界)で死んだ人間が、UG(あの世的な高次元世界)で己の消滅と復活を賭けて戦うという設定のゲームでした。
ソラはカイリを救うために「目覚めの力」を使った結果、代償として存在が消滅→無意識にネクとの心の繋がりをたどって、シブヤのUGにたどり着いた、ってことなんじゃないかと。
3Dでネクは「シブヤで待ってる」と言っていたので、『すばせか』ワールドが登場するのは今作より前に決まっていたと思われます。
また、この前発売した『すばせか Final Remix』の新シナリオは、続編を匂わせるような終わり方だったらしいです。
ということは、次回作では『すばせか』ワールドで目覚めたソラが現実世界に帰還する、というのがプロローグ(かつ『すばせか』新シナリオの続き)になりそう。
一方、リクが目覚めたのは『VERUM REX』のワールド(シンジュク)。
東京都庁のような建物の上で、ヨゾラがリクを見下ろしていました。
劇中ゲームだった『VERUM REX』が、なぜ実在するワールドとして登場しているのか謎ですし、なぜリクがここに来ているのかも謎。
劇中でヨゾラとリクが似てるみたいなことを言ってたり、トイボックスのワールドは若ノートが作った別世界だったことと、なにか関係があるのでしょうか。
あと東京都庁含めて、新宿ってFF15のインソムニアにも使われてますよね。
ってことは野村氏は真のヴェルサスを作りたいということなのか…?
そして、満月をキングダムハーツに見立てている謎の黒コート。
場所的には、シブヤからシンジュクを見ているような感じ。
この黒コートはマスマスなのでしょう。
マスマスの正体は、生存しているにもかかわらずエンディングに唯一登場しなかったデミックス、なのでは。
『すばせか』のシブヤと『VERUM』のシンジュクが繋がっているとしたら、UGにいるソラとRGにいるリクという、3Dみたいな感じで並行して物語が進むことになるのかもしれません。
おわり
モヤモヤを晴らすどころか、あまり考えがまとまらず、更にモヤモヤが濃くなってしまいました。
時間移動の時点でヤバかったですが、複数の世界線という設定も出てきたので、ちょっとどうでもいい感が強くなってきました。
そういえば、ルクソードが最後にソラに渡したジョーカーってなんだったんでしょうか。
なんか次回作以降は本格的にソシャゲが絡んできそうなのがイヤです。
そもそも次回作がいつ出るかわからないですし、これを機にシリーズを卒業する頃合いですかね……
コメント
普通にデスティニーアイランドから出てエラクゥス達と出会うのでは?
チェスノートが若ノートより前という描写ありましたっけ?
コメントありがとうございます。
比べてみると一目瞭然なので画像を上げてみました。
顔つきや身長から、チェスノートが若ノートよりも前のゼアノートだと分かると思います。
確かに画像で見るとチェスノートの方が若く見えますね。
OPのチェスをしていた部屋から紫?色の星(空)を眺めていたシーンの意味深さだったりとかが関係してくるのでしょうかね・・・
どうでしょう。
個人的に、チェスノートとハゲノートは今後の話には出てこないんじゃないかと思ってるので、謎は謎のままかもしれません。
筆者さんの考察の数々参考になりました。
正直自分もダークシーカー編がとうとう終わり、より複雑なストーリーの展開の仕方についていけなさそうです。今回の雑な伏線回収やボカした終わり方も納得いきませんし。
続編買わせるのが狙いなんでしょうがソラも結局救われてませんし今後はそれほど期待せず次回作を待とうと思います。
コメントありがとうございます。
最後の最後にちょっと続編をにおわす程度ならよかったんですけどね。
テラの復活の件は微妙なラインですよね。
個人的に無理やりですが、
0.2でテラの心が闇に囚われているおかげで闇の世界のアクアと会話できたことから、テラの心は闇の世界に繋がっている=闇の世界の一部=時間の概念がないと考える事が出来ます。
なので、テラ復活の際の身体はレプリカか本物か分かりませんが、テラの心は過去未来関係なく、復活させたかったテラの心。(書き方が下手ですみません・・)
このことから闇アンセムのスタンドが出なくなったのは支配していたテラの心がいなくなったからと考えました。
ガバガバ理論ですが考察の助けになれば幸いです。
コメントありがとうございます。
なるほど!
ガバガバ理論どころか個人的にはすごくしっくり来る説なので、内容に反映したいと思います。
決戦でアンセムは「おいおいおいおい!スタンドが出ないぞ」とか内心焦ってたんでしょうか。
終わりの世界に何度も来ては勝手に帰っていくというのはおそらくチュートリアルのことです。
メニュー画面からプレイできるチュートリアルはあそこで行われるので。
自分もチュートリアルは一度もやってなかったので一瞬なんのことかわかりませんでしたw
コメントありがとうございます。
そうだったんですか…自信満々で的外れなこと書いちゃいました。恥ずかしい…
思うに、「ソラが心の繋がりをたどる話」になっていたこれまでに対して、次回作以降を「ソラが心の繋がりを取り戻す話」にするために、こういうオチになったんじゃないかと。
えむ様はこうおっしゃってますが、シグバールが初登場したシーンがとてもこの「ソラが心の繋がりを取り戻す話」になりそうなフラグに思えました!
KH3シグバール初登場シーン
前の会話略〜
シ「だがソラ おまえはそのままでいい」
シ「繋がる心を力にして 心の繋がりをたどって進むんだ」
ソ「誰がおまえの言うとおりにするもんか!」
シ「いやー おまえは心の繋がりをたどるしか道がないってハナシ」
シ「たどり着いた時 おまえは自分の宿命を知ることとなるだろう」
シ「案外ゴールは近いかもしれないな」
シ「楽しみだ」
〜会話略〜
ソラがシグバールの消えた方を振り向き
ソ「俺の宿命ーーー」
でムービーが終わります。
えむ様の考察を見た後にこのムービーを見たのですごく匂いました!
コメントありがとうございます。
序盤のムービーなので失念してましたが、それっぽいこと言ってますね!
ソシャゲががっつり絡んでるのが誠にクソですよね
あんなんやる気にはならない…
だけどストーリーは知りたい…
コメントありがとうございます。
ソシャゲでも面白かったら許せたんですが、全く面白くないですからね。
残念です。
大円団で終わると思ってたのに、また離ればなれとかあり得ない!!!
幸せに終わって、新たな旅立ちって事で新シリーズ作ればいいのにもう嫌になる!
コメントありがとうございます。
その気持ち、分かります。
考察楽しませていただいています。
リクのウェイトゥザドーンが折れたさい新たにブレイブハートを手にするとこなんですが、あんなあっさり用意できるものなのですかね笑
もしかしてマスターオブマスターがχブレードを模してキーブレードを作ったように、同じようなことがイェンシッド様もできるのでしょうかね。
コメントありがとうございます。
あそこの展開も謎でしたね。
キーブレード強化というシステムをストーリーとリンクさせるために、無理矢理ああいう展開にしただけで、たいした意味はないんじゃないかと思ってます。
折れたときにヤバい!って感じではありませんでしたし、二刀流なんて例もあるので、折れても自動的に違うキーブレードが出現するのでは。
そもそもキーブレード・キーチェーンに関しては、あんまり設定がきちんと作られてないと感じてます。
同じこと考察してる人が嬉しいです!
やっぱり若ノートとチェスノートって同一人物だけど別人でもありますよね
チェスノートってどう見ても若ノートより幼いよなぁって思い、キャラクター時点で身長を比べてやっぱ時系列矛盾してるんじゃんこれって確信しました
あと眼の色も気になってました
設定では
デスティニーアイランド(若ノート:金眼)
スカラ・アド・カエルム(チェスノート:銀眼)
旅たちの地(ハゲノート:金眼)
という時系列ですが、これだとゼアノートの眼の色が金→銀→金と変わってます
金眼化=闇堕ちだと思うので、デスティニーアイランドを出る前から既に金眼だった若ノートはより幼い時期に闇堕ちしたんだと思いますが、チェスノートは旅を経てあらゆる闇に触れた的なことが書いてあった覚えがあるので、その段階で金眼化したんだと思います
そう考えると若ノートとチェスノートは色々矛盾しすぎてるんですよね
ハゲノートは消滅しましたが、まだハゲノートの心を宿したシグバールが現代に残っているので若ノートはいつでも現代に来れる状態(時間を超えるにはその先に自分がいる必要がある)なので、今後も敵として出てきそうですよね
個人的にシグバールシュと手組んでてほしい(願望)
コメントありがとうございます。
若ノートは今後もまだ出てきそうですよね。
裏でルシュと手を組んでるのかもと思いましたが、そうだとするとコーデッドのシークレットであんな芝居がかったやりとりをする必要はないので違うかもしれません。
あとは、若ノートは実はシグバールシュの若い頃というか、過去にルシュが器として使っていた人物なのかも?と思ったり。
そういえばアーマー・ゼアノートとノーハートの見た目が異なっていたので、ノーハート=禿ゼアの鎧姿って線は微妙になったんでしょうかね。
アーマー・ゼアの山羊姿が鎧姿とも思えませんけど笑
あと禿ゼアはキーブレード変形しませんでしたね結局。
コメントありがとうございます。
うーん、どうなんでしょう。
戦闘スタイルが違うように見えるので、ノーハート≠ハゲノートっぽいですね。
もしかすると若ノート=ノーハートで、次回作で出てくるかも…?
全体にとても納得のいく考察です
特に若ノートが別世界線の存在だということ、若ノートアンセムゼムナスがハゲノートとは別の目的で動いてること、予知者の心がキーブレード戦争でキングダムハーツに帰りハゲノートがキングダムハーツを開放した事で帰還したということ、これらはなるほどと思いました。
しかしハゲノートは彼らが違う意思を持っている事に気づいてたんでしょうかね?
また気付いてるとしてどう考えてたんでしょう?
あとテラノートが現在で復活した存在ならばハゲノートはどういう状態なのでしょう?
コメントありがとうございます。
ハゲノートは気づいてたかもしれないですね。
そのうえで、どうせ世界リセットするからいいや、ってかんじだったんじゃないかと。
テラノートとハゲノートに関してですが、ちょっと思ったのは、テラノート、ハゲノート、ゼムナスって、ヴェン、ソラ、ロクサスの関係と対応してるんじゃないかな~ということ。
リアたちを見て分かるとおり通常ノーバディは本体と同一の存在ですが、本体に別の心が宿っていた場合は全く別の存在になります。
ロクサスのベースになったのがソラではなくヴェンだったように、ゼムナスのベースになったのは、記憶喪失後にハゲノート以外にテラの体に宿っていた”誰か”(見た目的に若ノートの大人版?)だったんじゃないかと。
なので、アンセムとゼムナスが倒されてハゲノートは復活しましたが、同時にテラノートも復活したんじゃないですかね。
答えになってないかもしれませんが。
「ソラのHPが0になってコンティニューしたときに、今回の様に一度終わりの世界に行き、無意識に目覚めの力を自分自身に使って過去改変を行っていた」ということなのではないでしょうか
なぜ王様はソラが目覚めの力を誤った形で使っていることを知っていたのでしょうかね。
キングダムハーツ2だと、王様が助けに来てくれた回数っていう、王様を操作してソラを復活させるやつが、あるので、その時に王様は知ったのかもしれませんよ?
コメントありがとうございます。
なるほど、その可能性はあるかもしれませんね。
エンディングの謎より
>>カイリが泣いているシーンとみんなが遊んでいるシーンはどうやら同じ時間に起きているシーンではないっぽい
『同じ時間ではない』これが本当だとしたら、
カイリが泣いているシーンより
→(確か)王様が言った通り、ソラは戻ってこれなかった。そしてシークレットムービーの考察へ。
みんなが遊んでいるシーンより
→カイリとソラが映っていない・みんなが一斉に夕日を見ているということは、『カイリとソラがまだ帰ってきていない』のではないか。
2のエンディングでリクとソラが闇の世界から流星(だったかな?)で帰ってきたのはみんなが一斉に見ている夕日の方角でしたよね。
このことを踏まえると、みんなが遊んでいるシーンは『まだ帰ってきていない』という説ができます。
もし『カイリとソラが帰ってきていない』のならば、夕日を悲しそうな表情ではなく何かいいことがありそうな表情(=帰ってくることを知っている→希望がある→明るい表情で)で見ているのも納得いきます。
以上がえむさんの考察から考えられることです。
2つ目の考察が正しいとするとシークレットムービーはなんなのか。
謎が謎を呼びますね……
コメントありがとうございます。
みんなが向いてる方からソラとカイリが帰ってくる、というのはありそうです。
みんなが遊んでいるシーン→カイリだけ帰ってきた→カイリが泣いているシーン→リクがソラを救いに行く→シークレットへ、という流れかなと思っています。
まだソラが主人公続投なんかな…いい加減一新される頃かと思ったらめっちゃ引っ張ってくるし回収する以上の伏線ばらまくしムービーゲーだし。終わりの世界辺りの話はぶっとびすぎてて失笑でした笑。
コメントありがとうございます。
野村氏は3発売前からKHシリーズの主人公はソラと言っていたので続投でしょう。
それに関しては別にいいんですが、終盤急ぎ足すぎるし続編へのネタ振りが多すぎると思ったのは確かです。
アンセムの被験者をさらった隻眼の人物について、マスターオブマスターの可能性はありませんか。彼もノーネーム開発の際に片目をえぐってます。
あと被験者はリアやアイザと友達になるくらいの年齢ならスクルドだと思います。ヴェンも同じくらいの年ですし。
コメントありがとうございます。
マスマスが失踪後世界をうろついていたとすると、ルシュと同じく体をとっかえひっかえしていたはずなので、隻眼では無いと思われます。
また、被験者Xについてですが、アヴァもユニオンリーダーたちと年齢が近いという設定だったはずなので、年齢という点だけではどちらでもあり得るかと。
シクムービーにリクがいたのは、単に本来の目覚めの力でソラを助けるもんだと思ってます。じゃないとマスターになった意味、3のその後のストーリーにリクが関わる必要なくないですか?何かソラにアクシデントが起こりなんらかの形でそれを知ったとか。
一周しかしてないのでガバガバ考察になったらすいません。
コメントありがとうございます。
たしかにそうですね。
ただそうなるとまた同じ話の繰り返しみたいになってしまいますね。
心の器についてですが元XIII機関をまたハートレスに戻す際、その心にゼアノートの心を入れていると思います
理由として真XIII機関として復活した元XIII機関は全て瞳の色が金色になっています
またこれは僕の思いつきですがキングダムハーツを出現させるのに必要な13の闇の心が必要というのは13のキーブレード使い(もしくは闇の心からできるキーブレード)が必要だったのではないでしょうか?
それとラクシーヌの言葉に関してはラクシーヌは自分の心にゼアノートがすでに入っていることを気づいてないのではないでしょうか?
コメントありがとうございます。
なるほど、植え付けられた本人が気づいていないだけ、というのはあるかもしれません。