Xbox Game Passについて知っておきたい10のこと

ついに、ついに日本でも正式に「Xbox Game Pass」のサービスが開始されました!

「Xbox Game Pass」とは、月額料金を支払うことで100本以上の対象ゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービス。

個人的には、このサブスク乱世において最もコスパの高いサービスの1つだと思っています。

ここでは主にXbox Oneユーザー向けに、Xbox Game Passについて知っておきたいことを、10の項目にまとめて紹介していきます。

プランと料金

提供されているプランは、以下の3種類。

プラン月額料金
Xbox Game Pass Ultimate1100円
Xbox Game Pass for Console850円
Xbox Game Pass for PC425円

現在、Ultimateのプランは初月は100円で利用可能になっています。
※PC版は現在beta期間中であり、beta期間が終わると850円になる予定

一番上の「Ultimate」は、ConsoleとPCに加えてXbox Live Goldがセットになったプラン。

Live Goldは月額824円なので、Ultimateに加入すると1000円近くもお得ということになります。

Live Goldは、Xbox Oneでオンラインプレイをする際に必須となるサービス。

また、月に数本のゲームが無料でダウンロードできる「Games with Gold(GwG)」と、メンバー限定の割引を受けられる「Deals with Gold(DwG)」という特典も付いています。

どういったユーザーがどのプランに適しているのかを簡単にまとめると、

  • 死んでもオンラインマルチはしないし、GwGやDwGにも興味がないXbox Oneユーザー→Consoleプラン
  • それ以外のXbox Oneユーザー→Ultimateプラン
  • PCユーザー→PCプラン

ということになります。

Ultimateにお得に加入する方法

Ultimateプランは初月100円キャンペーンが実施中ですが、さらにお得に加入する方法があります。

それは、あらかじめLive Goldに加入してからUltimateにアップグレードするという方法

Ultimate加入前にLive Goldに加入していた場合、Live Goldの残り期間は自動的にUltimateへとアップグレードされます。

例えば、あらかじめ12ヶ月分Live Goldに加入しておき、その後でUltimateに加入するとしましょう。
その場合、Live Gold 12ヶ月分+初月100円=5172円です。
対して、Live Goldに加入せずにUltimateに加入した場合、Ultimate 12ヶ月分+ 初月100円=13300円です。

差額はなんと8128円。
あらかじめLive Goldに加入しておくことで、半額以下の価格でUltimateに加入できるということになります。

長期間サービスを使い続ける確信がある方には、この方法をオススメします。

Live Goldは最長で36ヶ月間の加入が可能ですが、Ultimateに適用できる最長期間も同じ36ヶ月間。
なので、Live Goldを36ヶ月間購入していると、+1ヶ月のボーナスは受けられないという点にだけは注意

なお、このお得なアップグレードが受けられるのは、Live GoldからUltimateに加入するとき限定です。
また、このアップグレードがいつまで適用されるのかは分かりません。

Game Passの特典

Game Pass加入者は、配信されているゲームを2割引の価格で購入できるようになり、DLCも割引価格で購入できるようになります。

また、一部のゲームで使用できるゲーム内通貨やアイテムを受け取れることもあります。

※Ultimateに加入した後は、Live Goldのコードは価格に基づいた比率によって変換されます。
12ヶ月のLive Gold(5072円)→4ヶ月のUltimate(4400円)なので、逆に割高になってしまいます。

自社タイトルはDay 1から

Game Passの最大の特徴は、Xbox Game Studiosからリリースされるゲームは発売日から遊べるということ。
※Xbox Game Studiosは、「343 Industries」「The Coalition」「Ninja Theory」「Rare」「Obsidian」など、15のスタジオで構成されています

これまでに、『Sea of Thieves』『Gears 5』『Ori and the Will of the Wisps』などが配信されてきました。

今後、『Gears Tactics』や『Minecraft Dungeons』、『Grounded』、『Halo: Infinite』、『Hellblade 2』といったタイトルがリリースされていく予定です。

予約した人のみが参加できるβテストにも参加できるという特典もあります。

主要ラインナップ

配信されているゲームは100以上(地域によって異なります)。
AAA級からマイナーなインディーズゲームまで、多種多様なゲームをプレイすることが出来ます。
現在配信されているゲームの中から、ほんのごく一部を抜粋しておきます。

  • Halo: The Master Chief Collection
  • Gears 5
  • Forza Horizon 4
  • Minecraft
  • GTA V
  • Devil May Cry 5
  • ウィッチャー3 ワイルドハント
  • ホロウナイト
  • バンジョーとカズーイの大冒険

地域設定について

日本と他の国では、配信されているタイトルが異なります。

日本ではコンソール向けに160本のゲームが配信されていますが、米国ではなんと256本も配信されています。
※執筆時点での本数です

日本で配信されていないゲームには、

  • Final Fantasy XV Royal Edition
  • キングダムハーツ3
  • Batman: Arkham Knight
  • Journey to the Savage Planet
  • ジャンプフォース
  • MGS V

といったものがあります。

日本で配信されていないゲームは遊べないのか?というとそんな事はありません。

「国や地域」の設定を他の国に変更すると、日本では配信されていないゲームを遊ぶことができるようになります

ただし、他国に設定した状態でインストールすると、日本語では遊べないゲームもあるので注意。

日本語対応に関しては以下のページでまとめていますので、そちらもご覧ください。

配信されるゲームの傾向

これまでに配信されてきたゲームを見る限り、スクエニ、ベセスダ、Focus Home Interactiveからリリースされるゲームは、比較的Game Pass入りする確率が高いかなという感じです。

スクエニ:『ニーアオートマタ』『キングダムハーツ』『FF XV』などが配信中。
過去には『Deus Ex』『トゥームレイダー』『ジャストコーズ4』など。
今後、7以降のFFシリーズ、『ドラゴンクエストⅪ』が配信される予定。
※ただし、日本語に対応していないケースが多いです

ベセスダ:『Fallout 76』『Dishonored 2』『Wolfenstein Youngblood』などが配信中。
過去には『Fallout 3』『オブリビオン』『Prey』など。

Focus:『A Plague Tale』『The Surge 2』『World War Z』などが配信中。
過去には『Vampyr』『The Surge』など。

また、和ゲーもかなり充実しています。

スクエニ以外でも、『DMC 5』『エースコンバット7』『NINJA GAIDEN Ⅱ』『龍が如く0』『鉄拳7』といったビッグタイトルが対象になっています。
龍が如くシリーズは、極2も近々配信される予定になっています。

「もうすぐ配信停止」をチェック

配信されるゲームは、どんどん増え続けるわけではありません。

「もうすぐ配信停止」のページにリストアップされると、それからまもなくしてGame Passの対象から外れ、プレイできなくなってしまいます。

「もうすぐ配信停止」のリストは、毎月1日と15日に更新されます。

1日にリストアップされたゲームは14日まで、15日にリストアップされたゲームは月末まではプレイが可能です。

配信停止になるタイトルのなかにプレイしたいものがないか、「まもなく配信停止」のページは半月に1回は必ずチェックしましょう。

プレイしたいけどクリアには間に合わない場合は、配信停止になる前に割引価格で購入するというのも一つの手です。

アプリでインストール

サービスの開始に伴って、Android/iOSでのGame Passアプリも利用可能になりました。

本体の電源設定を「クイック起動」に変更し、リモートインストールをオンにしておくことで、出先からでもゲームのインストールが可能になります。
今現在は、出先からインストールすることはあまりないかもしれませんが。

アプリを使えば、新たに追加されたゲームやまもなく配信停止になるゲームをチェックしたり、気になるゲームを「後でプレイ」に追加したりといった操作も簡単に行なえます。

今後の展開について

もちろん、今年のホリデーシーズンに発売を予定している次世代機「Xbox Series X」にも対応。

現行機版を次世代機版にアップグレードする「スマートデリバリー」にも対応しているとのこと。

先日行われた「Xbox Games Showcase」では、『Halo Infinite』を含めたXbox Game Studiosの新作、及び10以上のサードパーティーによる新作が、発売と同時にGame Passに対応することがアナウンスされました。

Showcaseでお披露目されたのは以下のタイトル。

  • Halo Infinite
  • State of Decay 3
  • Fable
  • Forza Motorsport
  • Avowed
  • As Dusk Falls
  • Tell Me Why(チャプター1は8月28日に配信開始予定)
  • Everwild
  • The Medium
  • The Outer Worldの拡張DLC『ゴルゴンに迫る危機』(9月9日に配信開始予定)
  • S.T.A.L.K.E.R. 2
  • Psychonauts 2
  • Grounded
  • Destiny 2 光の超越(リリース済みの全拡張DLCが9月から対応予定)
  • The Gunk
  • Crossfire X
  • Tetris Effect Connected
  • PSO2: New Genesis
  • WarHammer 40,000 Darktide
  • Ori and the will of the Wisps(Series X版)

また、時期については未定ですが、クラウドゲーミングサービスである『xCloud』が、Game Pass Ultimateメンバーに追加料金無しで提供される予定です。

以上が、「Xbox Game Passに加入する際に知っておきたい10のこと」でした。

コメント

  1. はる より:

    今回のセールでX(ギアーズ全部入り)購入したので大変参考になります
    ゲームパス日本語対応のリストも時々更新してくれるとありがたいです

    関係ないですが購入したあと昨日になってサイバーパンク仕様の限定本体公開されてショック受けてます(笑)
    コントローラーと本体めっちゃかっこいいんですよね…しかも6月発売というね

    • えむ より:

      コメントありがとうございます。
      サイバーパンク仕様のXは確かにかっこいいですねー。
      45000台の限定生産で手に入らない可能性の方が高そうなので、あまり気を落とさずに!

  2. ゆと より:

    自分もリストに大変助けられました。
    ありがとうございます。リスト更新はこれから先もありますと本当助かります。