『Sifu』師父を目指す人のための攻略ガイド

ここでは、高難度アクションゲーム『Sifu』の基本的なアクションやシステムの補足、攻略するうえで知っておくと役に立つコツなどを紹介しています。
※ボタン表記はすべてPSコントローラーのものになっています

基本アクション

受け(L1長押し)

いわゆるガード。
上段下段に関わらずほぼ全ての攻撃を防ぐことが出来るが、武器攻撃や一部の強力な攻撃では体力ダメージを受けてしまうため注意が必要。
投げ技や四肢がオーラを放つガード不能技は防ぐことが出来ない。

武器を持っている場合は耐久性を犠牲にしてガードでき、武器攻撃を防げる。

跳ね返し/受け流し(敵の攻撃が当たる直前にL1)

タイミングはかなりシビアだが、師父を目指すうえで最も重要なアクションの一つとなる。
成功すると、体力ダメージを完全に無効化したうえで敵に体勢ダメージを与えることが出来る
受け流しに成功したかどうかは、白い円形のエフェクトで判断できる。
受け流しに成功しても、こちらも体勢ダメージを受けてしまう点には注意。

跳ね返すことができる攻撃を受け流すと自動的に跳ね返しが発動し、敵の姿勢が完全に崩れてカウンターのチャンスになる。
跳ね返すことができない攻撃も多いので、カウンターに移る際は敵の姿勢が崩れたことを確認しよう(跳ね返せるのは大体コンボの〆)。

投げ技は受け流すことが出来ない。

決め投げ(跳ね返し直後/よろめいている敵に□+×)

敵を大きく突き飛ばすことができ、このとき左スティックを入力することで突き飛ばす方向を変えられる。
また、技能「追い打ち」「追い倒し」を習得していれば、追加入力することでこれらの攻撃に繋げられる。
距離を取りたいとき、包囲を抜け出したいとき、壁にぶつけたいとき、高所から落としたいときに使える非常に重要なアクションなので絶対に覚えておこう

見切り(L1長押し+左スティック)

跳ね返し/受け流しと同様に最重要のアクション
敵の攻撃を完全に回避し、体勢ゲージを回復できる。
成功時に一瞬スローモーションになったらカウンターのチャンス。
カウンターは強打で行うと相手の姿勢を崩しやすい。

左スティックを下/右/左に入力したときは上段回避、左スティックを上に入力したときは下段回避になる。
敵の攻撃の8割ぐらいは上段攻撃に分類されており、下段攻撃はごく一部を除いて全て足払いのモーションになっている。
足払いは下段、それ以外はすべて上段、と覚えておいて問題ないだろう。
下段攻撃はほとんどの場合、コンボの始めもしくは〆に使ってくるため、初撃は防御して、そのあとのモーションを見て下段がくるかこないかを判断するのが得策。
※下段攻撃をコンボの途中で使ってくる敵はごくわずかだが存在する

受け流しに比べて判定はかなり緩めで、スティックをガチャガチャしても成功することが多い。
慣れない攻撃は見切りで回避しながらタイミングを覚えていくと良い。
また、弾き返しが出来ない攻撃のみ見切りで捌けるようになるともっと良い。
敵に体勢ダメージを与えることは出来ないため、受け流しと合わせて使っていくのが効果的。

受け/受け流しとは違って、方向さえ合っていれば全ての攻撃を回避することが出来る(逆に方向を間違えると食らってしまう)。

また、攻撃後の硬直をキャンセルすることも出来る。

掌底(↓↑+□)

敵を大きく突き飛ばすことができ、技能「追い打ち」「追い倒し」を習得していれば、追加入力することでこれらの攻撃に繋げられる。
掌底からの追い倒しはカウンター後の大きなダメージソースになるので、スムーズに発動できるよう練習しておこう。

足払い(↓↑+△)

敵をダウンさせ、しばらくの間行動不能状態にする。
敵が密集している時に発動すると、複数の敵をまとめてダウンさせることも可能。
足払い後に畳み掛けを行う場合、見切りもしくは回避で硬直をキャンセルすると素早く繋げられる。
畳み掛け以外でダウン中の敵に当たる数少ないアクションでもある。

畳み掛け(○長押し)

ダウンしている敵に対してのみ発動可能。
二発殴った後に強制的に敵を立ち上がらせるため、状況によってはそのまま寝かせておく方がいい場合もある。
また、立ち上がらせた直後に足払いをすることで、再度ダウンさせられる場合もある。

回避(R2)

敵の攻撃を回避しつつポジションを変えたいとき、敵と素早く距離を取りたいときに重宝する。
敵の攻撃を避ける際には、連打した方が追撃を受けにくい。
見切り同様、攻撃後の硬直をキャンセルすることが出来る。

挑発(→)

チュートリアルでは説明がないが、レベルスコアのマルチプライヤーを上昇させることができる。
ハイスコアを目指すときや、「社」でスコア報酬を獲得したいときは気にしてみよう。

挑発中は受け・受け流しが使えなくなるが、見切り・回避でキャンセルが出来る。
集団戦で使うのは極力避け、敵がダウンしているとき、もしくはテイクダウン待ち状態になっている時に使うようにしよう。

フォーカス技(L2を押したまま右スティックで選びR2で発動)

画面左下に表示されている青色のゲージが貯まっているときのみ実行可能で、技能を習得することで使える種類が増える。
初期から使える「目潰し」は、たとえボスであろうがガードを無視して怯ませることができ、これ以外のフォーカス技は必要ないと言ってもいい。

武器投げ(R1)

バットなどの武器を持っているときに素早く投げつける。
武器の耐久性を大きく消耗する代わりに大ダメージを与えることができるが、敵にキャッチされてしまう場合もあるので使いどころには気を付けよう。
敵に当たって跳ね返ってきた武器を空中でキャッチしたり、「環境利用」を習得していれば再度投げつけることも可能。

戦闘で心掛けたいポイント

  • 基本的には一対多の戦いになるため、敵に囲まれないように回避や駆け足、乗り越えなどを使って上手くポジションを調整しよう。
    くれぐれも部屋の隅に追い込まれないように。
  • 武器攻撃は非常に強力
    フィールドには瓶やバットなどの武器が置いてあるので、利用できるときは必ず利用しよう。
    武器を持った敵はダウンすると武器を落とすので、足払いや追い倒しを利用して早めに武装解除しよう。
  • 正面から敵に攻撃するとたいていガードされてしまうが、プレイヤーの目線が向いていない敵に攻撃するとガードされない
    これを生かして、コンボ途中で別の敵に攻撃を当ててけん制したり、そこから決め投げや掌底に移行したりといったことができる。
  • 複数の敵が同時に攻撃してくるケースは多く、このときに攻撃を全て「受け流し」で捌くのは至難の業。なので「見切り」を使おう。
    「受け」だとあっという間に体勢ゲージを削られてピンチになる可能性が高い。
  • 敵の武器攻撃を見切ると、周囲の敵が巻き添えを食らうことがある。
    狙って利用することは難しいが、周囲に敵が複数いる場合、武器攻撃は受け流しではなく見切りで捌くことを意識しておこう。
  • 段差があるところや高い場所での戦いでは、決め投げを使って敵を落としてダメージを与えたり、瞬殺することができる。
    ほとんどのステージで利用できる場所があるので覚えておこう。
  • 敵を突き飛ばして壁や机などにぶつけると、大ダメージを与えることができる。
    狭い場所では突き飛ばせる技を利用してぶつけてやろう。
    反対に、突き飛ばされてしまった場合も大ダメージを受けるので注意。
  • 初期状態から使えるコンボで覚えておきたいものとしては、
    素手の場合:△△△△
    打撃武器の場合:□□△△
    刀の場合:△□△△
    また、カウンター強打→掌底→追い倒し→畳み掛けはボスにも効く非常に強力なコンボ。
  • 戦闘態勢になっていない敵は、一発殴るだけでテイクダウン待ち状態に出来る
    そろそろと近づいていくとバレてしまうので、ダッシュで殴りに行こう
    上手くいけば素早く敵の数を減らせる場面は多い。

復活オーラ持ちの敵

道中ではたまに、テイクダウンを無効化し、体力全快・強化オーラ状態で復活する敵が登場する(正式名称が分からないので、復活オーラ持ちの敵と呼ぶことにする)。
強化オーラ状態では、攻撃が強化されるうえに行動パターンが変化するため非常に厄介。
見た目ではどの敵が復活オーラ持ちなのかを判断することは出来ず、さらに毎回同じ敵が復活オーラ持ちとは限らないため対処が難しい(2、3体の候補がいて、それらにテイクダウンを行うと復活する模様)。

ただし、復活オーラ持ちの敵が出現するエリアは決まっている
そのため、復活オーラ持ちの敵と遭遇したことのあるエリアでは、テイクダウンを行わずに倒すことで復活を避けることができる。

体感としては、同時に出現する敵の中で体力が多い敵は復活オーラ持ちである可能性が非常に高い
また、同じエリアで復活オーラ持ちの敵が複数体登場することはない。

ちなみに、初めからボンヤリとオーラを纏っている敵もいるが、そいつらを倒すと死亡カウンターを1減らすことができる。

技能の習得と永久アンロックについて

敵を倒して得たXPを使って、様々な技能を習得することができる。
技能が習得できるタイミングは、死亡したとき・社を使ったとき・武館に戻ったとき(中庭にある樹にインタラクトする)のいずれか。

XPはゲームオーバーになると失われる。
ゲームオーバーになるとアンロックした技能もリセットされてしまうが、永久アンロックした技能はリセットされない
永久アンロックするには、まず技能を通常アンロックし、そのあとで同量のXPを合計で5回投資する必要がある。
投資した回数はゲームオーバーになってもリセットされないが、通常アンロックのためのXPは毎回必要になるため、アンロックする技能をいくつかに絞ってプレイするのがオススメ

おすすめの技能

裏拳(△長押し)

初撃が遅い敵に対しては、貯め状態で敵が近づいてくるのを待ち、間合いに入ったらボタンを離すことで確実に先手をとれる
姿勢を崩す効果が大きく、強敵相手にも通用する。

またこの技能を習得することで、バット系の足払い、刀による一撃必殺が解禁される。
刀には貯め段階が2段階あり、一撃必殺は最大まで貯める必要がある点には注意(目潰しで行動不能にしてやると当てやすい)。
ステージ4の後半に登場する強敵を瞬殺できるので、それまでには習得しておきたい。

武器キャッチ(武器を投げつけられたときにL1)

敵が投げてくるモノをキャッチできる。
タイミングは受け流しと同じ。
ステージ3のボスの第二フェーズで特に有効。

グラウンドカウンター(ダウン状態でL1)

下段攻撃や掴み攻撃を捌き損ねてしまったときの保険としてあると便利。
ダウンした状態で敵の攻撃を受け流し、代わりに敵をダウンさせることができる。
受け流しのタイミングが通常時に比べてかなり緩いので使いやすく、ステージ2のボスの第二フェーズやラスボスにも有効。

環境利用(アイテムの近くでR1)

瓶や武器などのアイテムを、拾わずに直接投げつけることができるようになる。
また、小さな椅子を蹴り飛ばして敵をダウンさせることもできるようになる。
この技能を習得すると、武器を保持したまま周囲のアイテムを投げつけることができて便利。
ステージ3のとあるエリアで特に役立つ。

追い倒し(突き飛ばした後に△)

「決め投げ」や「掌底」で突き飛ばした敵を追撃し、すぐさまダウン状態にする。
説明には「突き飛ばした敵」と書いてあるが、前蹴りコンボや武器コンボからは発動できない。
掌底→追い倒し→畳み掛けのコンボはボス相手でもお手軽に火力が出せるコンボなので、できるだけ早めに習得しておきたい。

五月雨打ち(△・△)

体勢ダメージがかなり高く、ボスにも非常に有効。
特に見切りからのカウンターにもってこい。

武器熟練

「武器が完全に壊れるまで使い続ける」という説明では分かりにくいが、武器が壊れて別の武器に変化するようになる。
片手武器の場合は瓶と同様の投げ武器に変化し、両手棒の場合は片手武器に変化する。

レベルスコア

画面右に表示される赤い数字のこと。
敵を倒すごとに加算され、敵の種類によって得点が変わる。
挑発する・敵の攻撃を受け流す・見切る・テイクダウンするとマルチプライヤーが上がり、攻撃を食らうとマルチプライヤーが下がる。
上述したように、挑発を利用することで簡単にレベルスコアを稼ぐことができ、「社」でのスコア報酬を獲得しやすくなる。

社の報酬

道中にある「社」では、報酬のアンロックと技能のアンロックが行える。
1ステージにつき最大で3つの社にアクセスできる機会があり、最終ボスまでに最大で15の報酬がアンロックできる。

ちなみに、途中のステージから始める場合は、そのステージに初めて最少年齢で到達したときに取得していた報酬を引き継いで開始する。
今のところ報酬を上書きする機能は搭載されていないため、20歳でステージをクリアするときは注意が必要。

年齢報酬

  • 体勢上限:体勢ゲージの最大値が増加
  • テイクダウン体力回復量:テイクダウン時の体力回復量が上昇
  • 武器耐久性:武器の耐久性が上昇

取得するために必要なコストはないが、現在の年齢により取得できる項目に制限がかかる。
26歳以上で「武器耐久性」が、41歳以上で「テイクダウン体力回復量」が、61歳以上で「体勢上限」が取得できなくなる。

武器攻撃は序盤から終盤までお世話になるため、「武器耐久性」を最低でも1つは取得しておくのがオススメ。

スコア報酬

  • 体勢回復:攻撃を見切った時の体勢ゲージ回復量が増加
  • フォーカス回復:見切り/受け流しによるフォーカスゲージ回復量が増加
  • 受け流しボーナス:受け流しによる相手への体勢ダメージが増加

取得するために必要なコストはないが、現在のレベルスコアにより取得できる項目に制限がかかる。
報酬を取得してもレベルスコアが下がるわけではないので安心しよう。

体勢回復、受け流しボーナスが特に有用。
受け流しボーナスに必要なスコアはかなり高めに設定されているため取得するのが難しいが、序盤で1つでも取っておくとかなり楽になる。

XP報酬

  • フォーカス上限:フォーカスバーが50%増加
  • 武器熟達:武器の体力・体勢ダメージが増加
  • 死亡カウンター:死亡カウンターをゼロに戻す

年齢・スコアとは異なり取得にはXPが必要となるため、技能の習得を優先した方がいい。
武器熟達がオススメ。

ショートカットについて

道中の強敵を倒すとショートカットが利用できるようになり、ゲームオーバーになってもショートカットの解禁状態は引き継がれる
ショートカットを利用することで、敵との戦闘回数を減らし素早くボスへと到達できるようになるが、一方で取得XP・レベルスコアが減り、使える社の数も減ってしまうため、強化が十分に行えなくなる。

師父になるための条件(トゥルーエンディング)

特定の条件を満たしてゲームをクリアすることで、トゥルーエンディングへと到達できる。
特定の条件とは、

  1. ステージ1〜4までのボスを殺さず見逃す
  2. ラスボス前の部屋で4つの護符を起動する
  3. ラスボスを殺さず見逃す

ボスを見逃すには、第二フェーズにて2回体勢ゲージをマックスにし、そのとき表示される「見逃す」を選択する必要がある(第一フェーズは普通にテイクダウンしてOK)。

2回体勢ゲージをマックスにするためには、受け流しのマスターが不可欠。
見切りに頼った戦い方だと、2回目の体勢ゲージを削りきるより前に倒してしまうことがあるので注意が必要。

また、これらの条件は一回のプレイスルーで達成する必要はなく、一度条件を達成すれば再プレイ時に殺してしまっても問題はない。

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